広く使用されている、電力効率のよいプロセッサー
リッチOSプラットフォームのホストや複数のソフトウェア・アプリケーションのサポートなど、Arm Cortex-Aプロセッサーシリーズは、複雑な計算タスクを引き受けるデバイス用に設計されています。電力効率のよいプロセッサーであるCortex-A7は、電力と性能のバランスが求められる、さまざまな要件を持つさまざまなデバイスで使用するように設計されています。
特長とメリット
統合型L2キャッシュは、従来のモデルよりも性能が20%超向上した強力なメモリシステムを提供します。
Cortex-A7は、Armv7-Aアーキテクチャ拡張を実装しており、40ビットの物理アドレスと強化されたハードウェア仮想化を提供します。
Linuxを含む32ビットのリッチOSをサポートすることで、Cortex-A7は高度な機能と性能を実現します。
製品仕様
Cortex-A7 プロセッサーは、Cortex-A5 よりも最大 20% 高いシングル スレッドパフォーマンスを提供します。このプロセッサーには、ハードウェアでの仮想化サポート、Large Physical Address Extensions (LPAE)、Neon、128 ビット AMBA 4 AXI バス インターフェイスなど、高性能 Cortex-A15 および Cortex-A17 プロセッサのすべての機能が組み込まれています。
主要なドキュメント
Cortex-A7 テクニカル リファレンス マニュアル |
Armv7-A、Armv8-A、および Armv9-A アーキテクチャ全体で Cortex-A プロセッサーの仕様を比較します。 比較PDFをダウンロード |
イノベーションとアイデアが現実になる場所
ウェアラブル
ウェアラブル内のセンサーを常時監視するには、長い電池寿命が必要です。Cortex-A7は、ウェアラブルデバイスで使用するための消費電力と性能の理想的なバランスを提供します。
Arm Flexible Accessで利用可能に
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成功の基盤
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Cortex-A7関連情報
プロジェクトに関する適切な判断に必要なさまざまな情報を得られます。テクニカルドキュメント、業界動向、エキスパートによるアドバイスの問い合わせ先が記載されています。
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