取締役会
孫 正義
取締役会 会長
孫 正義は、よりコネクテッドで、人々がパワーを得られ、そしてより喜びに満ちた世界を実現するための画期的なテクノロジーに投資する戦略的投資持株会社であるソフトバンクグループ株式会社(SBG)の創業者であり、代表取締役 会長兼社長執行役員を務めています。1981年にPCソフトウェアの販売事業として設立されたSBGとそのポートフォリオ企業は、高度な通信、インターネットサービス、AI、スマートロボティクス、IoTなど、さまざまな技術をカバーするまでに拡大しています。
孫は、世界で最も急成長しているテクノロジー企業への投資事業を統括してきました。2016年、SBGは世界有数の半導体IP企業であるArmを買収しました。2017年より、SBGは「ビジョンキャピタリスト」として、傑出した起業家がAIの力で産業を変革し、さらに新たな産業を形成することを支援する投資をソフトバンク・ビジョン・ファンドを通じて行っています。
SBGでの職務に加え、SBGの日本国内通信子会社であるソフトバンク株式会社の創業者および取締役でもあり、Armでは取締役会会長兼取締役を務めています。
レネ・ハース(Rene Haas)
取締役会メンバー
Rene Haasは、Armの最高経営責任者(CEO)であり、Arm取締役会のメンバーでもあります。これらの役職を2022年2月以降務めています。在任期間中、2023年における最大規模のIPOを通じた公開市場への復帰、Nasdaq-100への組み入れ、そして収益および利益をほぼ倍増させる記録的な財務実績を継続的に達成することを主導しました。また、最小のエッジデバイスから最大のAIデータセンターに至るまで、ArmをAI時代における基盤的なコンピュートプラットフォームとして確立しました。
彼のリーダーシップの下、ArmはIPライセンシングを超えてコンピュートサブシステムへと事業を拡大し、顧客に大きな価値を創出するとともに、直近ではシリコン製品へと進出し、重要な戦略的進化を示しました。これにより、データセンター、自動車、コンピューティング分野における同社のプレゼンスが強化されると同時に、AIワークロード全体における役割も拡大しました。
半導体およびシステム分野で35年以上の経験を有するReneは、業界における最も重要な技術転換のいくつかの形成に貢献してきました。CEO就任前は、ArmのIP Products Groupのプレジデントを5年間務め、多様化された製品ポートフォリオとArmソフトウェア・エコシステムへの投資拡大を通じて、垂直市場向けの主要ソリューションに注力するよう事業を変革しました。
Reneは2013年にArmへ入社し、戦略、コマーシャルオペレーション、営業、マーケティングにわたる上級リーダーシップの役職を歴任しました。Arm入社以前は、NVIDIAにおいてコンピューティング製品事業のバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーとして7年間勤務し、同社の主要な収益源の一つを牽引しました。さらにそれ以前には、Scintera NetworksおよびTensilicaにおいて経営幹部を務めるとともに、半導体業界におけるエンジニアリング、製品開発、アプリケーション分野の職務を歴任しました。
Armでの役職に加えて、ReneはSoftBank Group Internationalの最高経営責任者も務めており、ソフトバンクグループの取締役会メンバーでもあります。この立場において、半導体およびAIに注力するSoftBank Group Internationalのポートフォリオ企業間の連携を支援しています。
Reneは、クラークソン大学で電気・電子工学の理学士号を取得し、スタンフォード大学ビジネススクールのエグゼクティブ教育プログラムも修了しています。
カレン・ダイクストラ(Karen Dykstra )
取締役会メンバー
カレン・ダイクストラの前職は、Webポータル/オンラインサービス・プロバイダーのAOLにおいて最高財務・管理責任者、最高財務責任者を歴任しました。AOLへの入社以前はPlainfield Asset Management LLC(Plainfield)のパートナーを務め、2006年5月から2010年まではPlainfieldのビジネス開発を担う関連企業であるPlainfield Direct LLCの最高執行責任者 兼 最高財務責任者を務め、取締役も兼任しました。それ以前は、経営者向け人的資本管理ソリューション・プロバイダーのAutomatic Data Processing, Inc.に25年以上在籍し、最終的には最高財務責任者を務め、それ以前には財務担当バイスプレジデント、コントローラーなどを歴任しました。現在はVMwareとガートナーの取締役を兼任するほか、以前はBoston Properties、Crane、AOLの取締役会に所属しました。
ジェフ・サイン(Jeff Sine )
取締役会メンバー
ジェフ・サインは、テクノロジー、メディア、コミュニケーションの分野に特化したグローバルなマーチャントバンクであるThe Raine Groupの共同創業者 兼 パートナーです。Raineの設立以前は、UBSインベストメント・バンクの副会長 兼 テクノロジー/メディア/通信分野の投資銀行業務グローバル責任者、モルガン・スタンレーのマネージング・ディレクター、ニューヨークとロンドンのSullivan & Cromwellの弁護士を歴任しました。現在はRaineの多数のポートフォリオ企業と子会社の取締役会に在籍しています。このほか、National Public Radio(NPR)(副会長)、ITHAKA、Educational Testing Service(ETS)(会長)、アメリカン大学、The Manhattan Theatre Clubの取締役会にも所属しています。
ポール・E・ジェイコブス(Paul E. Jacobs)
取締役会メンバー
ポール・E・ジェイコブス(Ph.D.)は、衛星通信サービス事業者であるGlobalstar Inc.の最高経営責任者(CEO)です。また、高性能ワイヤレス・テクノロジーおよびアプリケーション開発のために同氏が2018年に創業したVirewirx (旧XCOM Labs)の会長も務めています。XCOM以前は、Qualcomm Inc.のCEO兼エグゼクティブ・チェアマンとして、モバイルの根幹技術の開発・商業化の取り組みを指揮し、ワイヤレス・インターネットとスマートフォン革命を牽引しました。CEOとしての在職期間中、Qualcommの売上高は4倍、時価総額は2倍に増加しました。ワイヤレス・テクノロジーおよびデバイスの分野で取得済み・申請中の米国特許が80件を超え、発明家としても精力的に活動しています。
ジェイコブス博士は現在、Dropbox, Inc.およびFIRSTの取締役も務めています。また、カリフォルニア大学バークレー校にて、電気工学とコンピューターサイエンスの理学子号、電気工学の理学修士号、電気工学とコンピューターサイエンスの博士号(Ph.D.)を取得。バークレー校では「Jacobs Institute for Design Innovation」を設立しました。また、米国工学アカデミー会員とアメリカ芸術科学アカデミーのフェローにも名を連ねています。
ローズマリー・スクーラー(Rosemary Schooler)
取締役会メンバー
ローズマリー・スクーラーは、グローバルなテクノロジー業界で30年以上の経験を有する実績あるリーダーです。直近ではIntel Corporationのデータセンター/AIセールス担当コーポレート・バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーを務めました。Intelでの33年間のキャリアでは、同社のIoTビジネスのセールスおよび企業戦略を管理・統括しました。このほか、PnL、アーキテクチャ、製品開発、顧客の成功支援など、組み込み/IoT、ネットワーキング、ストレージに関するIntelの多数のスタートアップ事業において、バイスプレジデントとジェネラルマネージャーの役職を歴任しました。ネットワーク分野では、ネットワーク機能仮想化(NFV)とデータプレーン開発キット(DPDK)などの各種テクノロジーをはじめ、業界を変革するイニシアティブを主導しました。
ローズマリーは、ATISやTIAなどの業界団体や、全米女性情報技術センター(NCWIT)などの非営利団体を支援してきました。以前はClouderaの社外取締役を務めたほか、現在はZurn Water Solutionsの取締役を務めています。ペンシルバニア州立大学でセラミック科学・工学の理学士号を取得。
ロン・フィッシャー(Ron Fisher )
取締役会メンバー
ロン・フィッシャーは、ソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズのシニアアドバイザーです。1995年に米国でソフトバンクに入社し、ソフトバンク・キャピタルの創業者兼マネージング・パートナーを務めました。
ロンは1997年にソフトバンクグループの取締役に就任し、2017年から2022年まで副会長を務めました。40年以上にわたり、高成長あるいは事業再生期のテクノロジー企業に携わってきた経験を有しています。
ソフトバンク入社以前は、1990年から1995年まで、パーソナルコンピュータ用システムソフトウェア製品の開発・販売大手であるPhoenix Technologies Ltd.のCEOを務めていました。
ロンは、1988 年に Eastman Kodak社によって買収された UNIX ソフトウェア会社である Interactive Systems社を経て、Phoenix社に入社しました。
Interactive Systems社 では5 年間プレジデントを務め、その当初は COO、その後 CEO に就任しました。ニューヨークのコロンビア大学で MBA を取得し、南アフリカのウィットウォーターズランド大学で商学士号を取得しています。
ヤン・ソン(Young Sohn)
取締役会メンバー
シリコンバレーの起業家であるヤン・ソンは、世界をより良いものに変革する可能性を秘めたビジネスの構築と新興テクノロジーの育成に情熱を注いでいます。ヤンは現在、HARMANの取締役会長、Samsung Electronicsのシニアアドバイザー、Cadenceの取締役会メンバー、Walden Catalystの創業者兼マネージング・パートナーを務めています。直近では、Samsung Electronicsでコーポレート・プレジデント兼最高戦略責任者を務め、グローバルイノベーション、投資、新規事業創造の戦略を指揮したほか、80億ドル規模のHARMAN Internationalの買収を主導しました。
Samsungへの入社以前は、シリコンバレーで半導体やストレージなどのコアテクノロジーの事業の構築・拡大に従事し、Oak Technologies、Avago (旧Agilent)、Inphiの最高経営責任者を歴任しました。また、CEOや取締役会メンバーとしてのリーダーシップのもと、PLX Technologies、Synnex Technologies、Inphiの各社は上場を果たしました。ソンは、グローバルな課題を解決する起業家向けの世界最大級のスタートアップ・コンテンストであるExtreme Tech Challenge (XTC) を共同設立しました。
ペンシルベニア大学で電気工学の理学士号を、マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院では理学修士号を取得しています。
Spencer Collins
取締役会秘書 (かいしゃひしょ)
スペンサーは、2022年にArmの最高法務責任者(Chief Legal Officer)兼カンパニーセクレタリーに任命されました。現在は、グローバルの法務、コンプライアンス、コーポレート・セクレタリー、貿易コンプライアンス、ガバメント・アフェアーズ、およびコーポレート・ディベロップメントの各部門を統括しています。20年以上にわたる業界経験を有し、テクノロジー分野における数々の注目度の高いM&Aや投資取引を主導してきました。
Arm入社以前は、世界最大のテクノロジー特化型投資ファンドであるソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)にてマネージング・パートナーおよびゼネラル・カウンセルを務めていました。また、SVFの投資チームのパートナーを務めた経験もあります。SVF以前は、White & CaseとAllen & Overy (A&O) のロンドンオフィスでテクノロジー関連のM&Aおよび投資に関する弁護士として活躍。また、A&Oからサンフランシスコ・ベイエリアのFenwick & Westに出向していた時期もあります。
Spencerは英国を拠点とし、多くの時間を米国シリコンバレーで過ごしています。
Spencerは法学士号(LL.B.)を最優等で取得し、スタンフォード大学経営大学院のStanford Executive Programを修了しています。