クラウドコンピューティング、HPC、MLのパフォーマンスにおける新しいベンチマーク

Arm Neoverse V2 CPUは、クラウドコンピューティング、HPC、MLのパフォーマンスにおいてリーダーシップをとるために設計されています。Neoverse V2は、Neoverse V1と比較して最大2倍のパフォーマンスを実現します。また、Armv9のパフォーマンス、パワー、セキュリティの強化機能を搭載した初のVシリーズCPUとなっています。

特長とメリット

パフォーマンスは最大でNeoverse V1の2倍

包括的に強化されたパイプラインと最大2倍のL2キャッシュサイズ(各コアあたり2MB)により、Neoverse V2はクラウドおよびMLアプリケーションでNeoverse V1と比べて2倍のパフォーマンスを実現します。

Armv9がVシリーズに

メモリタギング拡張機能(MTE)やパフォーマンス定義の出力(PDP)など、Armv9の機能を搭載したNeoverse V2は、これまでで最もセキュアでパフォーマンス効率に優れたVシリーズコアとなっています。

ほぼ無限のプラットフォーム拡張性

新しいCMN-700コアメッシュネットワークと組み合わせると、Neoverse V2 CPUは最大256コア、512MBのシステムレベルキャッシュ(SLC)で構成することができます。AMBA CHI C2Cは、コンピュート、メモリー、アクセラレータ接続用に、UCIe、CXL、PCIe、またはカスタムPHYを使用して、ダイ間およびオフチップの接続を可能にします。

製品仕様

Arm Neoverse V2 CPUは、クラウド、HPC、MLのパフォーマンスレベルを大幅に引き上げます。

詳しくはArm Developerをご覧ください

主要なドキュメント
インダストリーソリューション

クラウドからエッジまでのパフォーマンス

高性能コンピューティング(HPC)

HPCの研究者は、計算流体力学、医療研究、石油とガスの探査や、他の計算量の多いワークロードにおけるNeoverse N1のスケールアウト性能について調査しています。

クラウドコンピューティング

クラウドユーザーによるベンチマークでは、同等のアーキテクチャベースインスタンスに比べて、幅広いワークロードで価格性能比が最大40%向上しています。

人工知能

Neoverse V1は、AI/ML関連ワークロードに最適なArmコアで、データ処理量の多い用途特化型のコンピューティングリソースに対応します。

関連製品・サービス

その他のオプションと機能について知る

CMN-700

この拡張性の高いメッシュは、Armv9およびArmv8-Aプロセッサ、マルチチップ構成、およびCXL対応デバイスに最適化されています。また、幅広いパフォーマンスポイントでカスタマイズが可能です。

Scalable Vector Extensions

ArmのScalable Vector Extension (SVE)は、ベクタ長に依存しない性能とプログラミングをHPCに提供します。1回の記述、1回のコンパイルで、永続的にデプロイできます。

Neoverse V1

高性能コンピューティングの革命児ともいえるNeoverse V1 CPUは、SVEにより、コアあたりの実行性能とベクタ性能を最大に高めています。

Neoverse N2

当社初のArmv9インフラストラクチャCPUであるNeoverse N2は、クラウドネイティブな体験を維持しながら、クラス最高のパフォーマンス、効率性、および計算密度を提供します。

Neoverse V2の関連情報