Linux対応IoTデバイスの性能と効率を両立
Arm Corstone-1000は、Linuxを含むプラットフォームオペレーティングシステムをサポートする柔軟なリファレンスパッケージを提供し、設計者によるセキュアなシステムオンチップ(SoC)の迅速な構築を支援します。Cortex-AおよびCortex-Mプロセッサーの選択肢を組み合わせた完全検証済みのサブシステムとシステムIPを提供し、低消費電力のマイクロプロセッサー(MPU)やウェアラブルから高性能のIoTエンドポイントやゲートウェイまで、多様なアプリケーションに対応します。
特長とメリット
Corstone-1000は、効率的なソフトウェア統合が可能なArm SystemReady IRの認定を受けており、すぐに使えるテストベンチや豊富なリソースとの組み合わせにより、セキュアなSoC開発を加速させます。
Corstone-1000は、Cortex-AプロセッサーとCortex-Mプロセッサーを組み合わせて、制限された消費電力範囲内で高効率・高性能を実現する高度なSoCの構築を容易にします。
CryptoCell拡張機能を装備したCorstone-1000の実装例が、PSA Certified Level 2 Readyを達成し、PSA Certified Level 2認定取得を容易にしています。Arm TrustZoneテクノロジーと、アプリケーションクラスのシステムをセキュアに展開・管理するためのハードウェアセキュアエンクレーブが含まれています。
Corstone-1000の構成要素
Corstone-1000は、SSE-710のコンフィギュラブルな事前検証済みのサブシステムとシステムIPブロックを含み、Linux対応SoCの設計を加速させます。以下でCorstone-1000の構成要素をご確認ください。
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Cortex-A
Cortex-Aプロセッサーシリーズにより、より高度なユーザーエクスペリエンスと豊富なインタフェースを実現し、ゲノム配列などの複雑なヘルスケアアプリケーションで必要とされる高性能なコンピューティングを提供します。
ソフトウェアおよびツール
Armおよびパートナーは、Corstone設計で稼働するソフトウェアとツールを提供し、SoC開発の簡素化と高速化をサポートしています。