開発を有利にスタート
Soft Macrocell Model (SMM)は、ArmプロセッサーのFPGAバージョンであり、すぐに使用できる開発システムを作るため、V2M-P1マザーボード上にマウントされたドーターボードに組み込まれます。 ファウンドリからハードシリコンを入手できない場合でも、テスト済みで完全に機能するArmプロセッサーのサンプルを提供できます。
特長とメリット
Cortex-R5とCortex-R7のSoft Macrocell Modelを活用すると、プロセッサーの開発を加速化できます。
LogicTile ExpressドーターボードをSMMマザーボードに追加で接続し、システムを完成させます。
V2M-P1マザーボードにはSDRAMがないため、通常はSMMにSODIMMメモリモジュールが含まれています。
SoCソフトウェア開発とデバッグ
ファームウェア開発
デバイスドライバーなどのファームウェアを開発および最適化します。
アプリケーションレベルの設計
OSとアプリケーションを開発しデバッグします。
その他のArm開発ツールおよびソフトウェア
Juno Arm Development Platform
Juno Arm Development Platformは、ベンダに依存しないオープンなArmv8開発プラットフォームで、big.LITTLE、PCI-Express、Maliグラフィックス対応ハードウェアに関するコードを開発およびプロトタイピングできます。
LogicTile Express
LogicTile Expressは、Juno Arm Development Platform用のプラグインFPGAドーターボードです。 ArmプロセッサーやほかのArm IPと並行してカスタムASIC IPのプロトタイピングや検証をJunoで行うために使います。
DSTREAM-ST
Armプロセッサーの最大限の可視性を実現する第2世代のArmデバッグプローブは、4ピンを介した2.4Gbpsの並列トレースや、ホストPCへのトレースデータの直接ストリーミング、Arm Development Studioによるシステムの自動検出、幅広いターゲットコネクタを搭載しています。
Arm Development Studio
Armベースのあらゆるシステムに対応したエンド・トゥ・エンドのソフトウェア開発環境で、Armコンパイラ、デバッガー、IDE、パフォーマンス分析ツール、モデル、ミドルウェアが含まれます。