1. Arm Flexible Accessとは何ですか?

Arm Flexible Accessとは、パートナー各社が、ライセンスの取得と製造に踏み切る前に、さまざまなArm IPを評価し、ソリューションを完全に設計することができる新しいエンゲージメントモデルです。




2. 誰がArm Flexible Accessを利用できますか?

システムオンチップ(SoC)設計にArm IPを利用したいと考えている企業です。




3. Arm Flexible Access for Startupsの対象となるのはどのようなスタートアップ企業ですか?

Arm Flexible Access for Startupsは、事業の早期段階にあり、500万ドル未満の資金でシリコン製品を開発中の企業を対象としています。500万ドル以上の資金を持つ企業は、年間75,000ドルでエントリーレベルのFlexible Accessを利用できます。




4. Arm Flexible Accessを設計に利用するメリットは?

 

Arm Flexible Accessでは、業界をリードする多様なArm IP製品に無制限にアクセスし、ダウンロードして複数の設計プロジェクトに利用できます。Armのサポート、開発と設計のツール、モデル、トレーニングも得られます。パートナーは、さまざまなIPを評価し、複数のSoC設計プロジェクトを試すことが可能です。使用したIPのライセンス料金は製造時にのみ発生するため、投資はプロジェクトライフサイクルにほぼ一致します。





5. どのようなIPを利用できますか?

プログラムは、CPU、GPU、システムIP、セキュリティIPなどを含む包括的なIPパッケージを提供し、完全なシリコン設計の構築を可能にします。また、パッケージに含まれるCorstone IPは、プロセッサーのリファレンスデザインとそれに対応するシステムIPをまとめ、シリコン設計の簡素化と開発リスクの低減に役立ちます。Arm Flexible Accessのデータシートで、対象IP、ツール、モデルの全リストをご覧ください。




6. Arm Flexible Access for Startupsプログラムでは、どのようなIPとツールを利用できますか?

Flexible Accessのエントリーレベルすべてが含まれます。Arm Flexible Accessのデータシートで、対象IP、ツール、モデルの全リストをご覧ください。




7. Arm Flexible Accessにかかるコストとその計算方法は?

Arm Flexible Accessにはニーズに応じて2つのレベルがあり、いずれも年間アクセス料金でご利用いただけます。Arm Flexible Access for Startupsには年間アクセス料金がかかりません。詳細はArm Flexible Accessのデータシートをご覧ください。

設計を製造する準備ができた時点で、設計に使用したIPに対してライセンス料金が発生します。ロイヤリティは出荷したユニットに対して簡素化されたモデルに基づいて計算されます。ライセンス料金とロイヤリティの詳細は、Armにお問い合わせください




8. Arm Flexible Accessは、すでに使用権を持つIPに影響を与えますか?

Arm Flexible Accessを利用しても、すでにお持ちのIP使用権に変更はありません。すでに使用権をお持ちのIPとArm Flexible Accessを同じ設計に利用していただくことが可能です。詳細はArmにお問い合わせください




9. Arm Flexible AccessのIP、ツール、サポートにはどのようにアクセスしますか?

御社のArm Flexible Accessアカウントの一部として製品ダウンロードハブが利用可能になります。Arm Flexible Accessのメンバーになった時点で、このハブを利用可能になります。 ぜひご登録ください




10. 設計をテープアウトする準備ができたら、どのようにライセンス料金を支払いますか?

簡単なフォームに記入し、生産準備のできたプロジェクトを登録した後、Armのアカウントマネージャーにご提出ください。




11. Arm Flexible AccessとDesignStartの違いは何ですか?

DesignStartでは、Arm Cortex-M3プロセッサー、Cortex-M0プロセッサー、Cortex-A5プロセッサーのほか、関連のシステムIP、リファレンスデザインまたは期間限定でツールを無料で利用し、最も少ない初期投資でSoCを設計していただけます。 Arm Flexible Accessには、業界をリードするArm IP、サポート、開発/設計ツール、モデル、トレーニングがはるかに幅広く含まれます。

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