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Jazelle

ARM Jazelle®テクノロジによって実現される実行環境のアクセラレーションが、高性能、低電力、低コストの最適な組み合わせを可能にする高品質かつクラス最先端のARMアーキテクチャ ソリューションをARM Connected Communityに提供します。  

Jazelleテクノロジは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせから成るARMのソリューションです。 ARM Jazelleテクノロジのソフトウェアは、フル機能のマルチタスク型Java仮想マシン(JVM)であり、各種ARMプロセッサ コアに搭載されたJazelleテクノロジ アーキテクチャの拡張機能が最大限に活かされるように最適化されています。

ARM Jazelleテクノロジのハードウェア拡張機能は、50社を超えるARMシリコン パートナーから提供されます。 ARM Jazelleテクノロジのソフトウェアは、ARMソフトウェア パートナー各社から提供される完全なJavaプラットフォームに組み込まれています。

ARM Jazelleソフトウェアには、既存のJVMおよびJavaプラットフォームでJazelleハードウェアを使用できるようにする技術が含まれます。また、既に大手携帯電話ベンダやJavaプラットフォーム ソフトウェア ベンダ製の多くのJavaプラットフォームに組み込まれているフル機能のマルチタスク型仮想マシン(MVM)も含まれています。 ARM MVMソフトウェア ソリューションは、土台となるJazelleテクノロジ アーキテクチャの拡張機能を活かしながら、メモリ使用と消費電力を非常に低く抑えつつ、高性能アプリケーション/ゲームの起動と切替にかかる時間を短縮します。

 
 


高性能

  • Jazelle DBXは、携帯電話に代表されるコンシューマ デバイスに対し、メモリ消費やバッテリ駆動時間、ユーザの使用感を損なわずに、高性能のJavaを実行する目的で広く利用されています。
  • Jazelle RCTを使用することによって、AOTコンパイルやJITコンパイルに伴うコードの肥大化を大幅に削減できるため、大衆市場向けデバイスへのAOT技術の実用化が可能となります。
  • 加えて、Jazelle RCTを使用することによって、Microsoft .NET Compact FrameworkやPythonなど、Java以外の実行環境をサポートすることもできます。

優れたユーザ エクスペリエンス

  • JITコンパイルのオーバヘッドにより、実行中のアプリケーションがぎくしゃくした動作を行ったり、起動が遅かったりすることは、ユーザにとって大きな問題となることがあります。たとえばゲームが1秒でも止まるような機器は使用に耐えません。
  • Jazelle DBXは、ランタイム コンパイルの量を減らすか、JITをまったく使わないようにすることで、ユーザの快適性を高め、起動を速めるとともに、JITを使用する際のメモリ オーバヘッドを削減します。
  • Jazelle RCTは、起動時間や動作の滑らかさがさほど問題にならない超高速プラットフォームでAOTコンパイルの使用量を増やす際に使用され、JIT技術と併用されることもあります。

低システム コストと業界における普及

  • Jazelle DBXとJazelle RCTソリューションは、キャッシュとメモリを効率的に使用し、システム コストと消費電力を低く維持します。
  • Jazelle DBXは、実証された安定性の高いソリューションとして、サードパーティの大手ソフトウェア ベンダが提供するJavaプラットフォームに統合され、世界の大手携帯電話ベンダのほとんどのソリューションに組み込まれているほか、Blu-rayディスク プレーヤなどの非モバイル コンシューマ機器にも使用されています。
  • Jazelle DBXは、統合が簡単で、プラットフォームやアプリケーションごとに時間をかけてコンパイラの調整を行う必要がなく、大手Javaプラットフォーム ベンダにサポートされています。
  • Jazelle RCTは、Javaだけでなく、.NET MSIL、Python、PerlのJIT/AOTなど、あらゆるランタイム コンパイル技術の優れたターゲットとなります。 ARMは、大手ソフトウェア プロバイダと協力し、すぐに市場化可能なJazelle RCTを使ったソリューションの開発に取り組んでいます。

選択肢の提供

ARMアーキテクチャ拡張の開発、ソフトウェア製品、業界提携を通じ、ARMは、パートナー各社が実行環境にまさに最適なソリューションを提供するためのお手伝いをします。

Javaプラットフォームの場合、開発者には以下の選択肢があります。

  • リソースに制約のある機器で、コンパイラが使用できるメモリやJITコンパイルの時間的オーバヘッドに制限があり、AOTやJITが使えない場合、Jazelle DBXだけを実装する。
  • Jazelle DBXとJazelle RCTをサポートするミッドレンジのプラットフォームでは、両方を利用する。Jazelle DBXは、変換を使ったJava実行に使用し、Jazelle RCTは、起動時間などユーザの使用感を重視するプラットフォームで選択的なAOTに使用する。
  • JITとAOTにJazelle RCTを使用するほか、ユーザの使用感を重視するプラットフォーム上では、起動時間とユーザの使用感を高めるためにJazelle DBXを使用する。
  • プラットフォームがGHzレベルの周波数で動作し、起動時間が問題にならないハイエンド プラットフォームでは、JITとAOTにJazelle RCTだけを使用する。

JavaTMバイトコードを直接実行するARM Jazelle DBX(Direct Bytecode eXecution)テクノロジは、卓越したJava性能と世界最先端の32ビット エンベデッドRISCアーキテクチャを提供し、プラットフォーム開発者に、1つのプロセッサで既存のOS、ミドルウェア、アプリケーション コード、そしてJavaアプリケーションを実行する自由を提供します。

ARM Jazelle RCT(Runtime Compilation Target)テクノロジは、Javaやその他の実行環境で、効率的な事前(AOT)コンパイル、ジャストインタイム(JIT)コンパイルを実現します。  

仮想マシンがバイトコードを実行する方法は、数多くあります。

各バイトコードをソフトウェアでマシンコードに変換するダイレクト インタプリテーションは、最もメモリ効率の良いソリューションです。 現在、市場にある大半のJ2ME Javaソリューションは、バイトコードの変換を使用しています。 しかし、ハードウェア アクセラレーションなしでは、ダイレクト インタプリテーションを使っても高度なアプリケーションの実行に必要な性能が得られないことがあります。

ジャストインタイム(JIT)コンパイルまたはダイナミック アダプティブ コンパイレーション(DAC)では、コードがまず上記のように変換され、最も頻繁に実行されるコードがプロファイリングによって特定されます。 次にこれらのコード セグメントが、ネイティブのARMコードにコンパイルされます。 実行時のプロファイリングとコードのコンパイルに時間がかかるため、起動時間が長くなり、ユーザは動きがぎくしゃくしていると感じます。 コードの増長つまり「膨張」は、通常、元のバイトコードの4~8倍となり、メモリ/システム コストと消費電力が増加します。 一般的なJIT/DACコンパイラ ソリューションは非常に複雑なソフトウェアで、ターゲット プラットフォームに合わせるために多大な労力が必要となるため、所有コストが高くつきます。

事前(AOT)コンパイルでは、アプリケーションが、ダウンロード前(サーバで)、インストール時、アプリケーションの初回ダウンロード時のいずれかの時点でコンパイルされます。 AOTコンパイルは高い性能を提供しますが、やはりメモリ コードの肥大化によるコストが非常に高いため、場合によっては選択的なAOTコンパイルとJITまたはインタープリタを使った方法が併用されます。


ARMは、J2ME Javaプラットフォームの性能要件と機能要件を満たすため、CDC、CLDC対応製品とともに、多様なソリューションと革新的な技術ロードマップを提供しています。

Jazelleソフトウェア ソリューションは、極めて高い性能と快適な使用感を、携帯電話からBluRay DVDプレーヤまで幅広いコンシューマ デバイスで実現します。ARM Jazelleテクノロジ プラットフォーム向けに最適化されたJVMソリューションを構築するという点において他の誰よりも経験豊富なARMのチームによって、Jazelleソフトウェア ソリューションは開発されました。

JTEK(Java Technology Enabling Kit)は、Jazelle DBXテクノロジ搭載のプロセッサを最大限に活用できるようにするためのJVM向けの技術で、2002年よりライセンス供与が開始されました。ソフトウェアのみのアプローチと比べ、最大8分の1のRAMで高い性能を実現します。

ARMは大手携帯電話ベンダおよび独立系ソフトウェア ベンダと協業し、その発表以来継続してJazelle JTEKソフトウェアの性能向上に努めています。Jazelle JTEKのバージョン3は、バージョン2と比べ、メモリの使用量を最小限に抑えながら、ソフトウェアだけで2倍の性能アップが実現されています。

パートナー各社からは、マルチタスク型Javaプラットフォームを待ち望む声が多く寄せられています。ARMがマルチタスク型仮想マシン(MVM)としてJVMを再構築したのも、そうした実情を反映したものです。 業界大手のパートナー企業や携帯電話ベンダと協業しながら、ARMは、高度に最適化されたMVM実装を開発し、高い性能、高い応答性と切り替え、滑らかで一貫した動作、極小のメモリ フットプリントを達成しました。

Jazelle MobileVM

ARM MVMソリューションは、ARM Jazelle MobileVMソフトウェアの土台を形成します。

Jazelle MobileVMは、高性能のマルチタスク処理を極小のメモリ フットプリントで実現する1つの完成したJVMです。ARMは、主要な新機能への投資と構築によって絶えずJavaプラットフォームの強化に努めています。40%以上の性能向上を可能にするランタイム バイトコード オプティマイザや新発想のオン ターゲット デバッグがその代表的な例です。迅速な展開と極めてシンプルなカスタマイズ性によって開発者は製品化期間を短縮できます。 この結果、携帯電話ベンダやネットワーク オペレータは開発者コミュニティのためにオン ターゲット デバッグをカスタマイズすることができます。

供給方法

ARMのJazelleソフトウェアは、ソフトウェア パートナー各社より入手できます。 お客様のご要望をお聞かせください。喜んでお手伝いさせていただきます。

普及の拡大

ARMのJazelleソフトウェア製品は、現在、世界中にライセンスされ、大手OEMが出荷する何億個もの携帯電話やその他のコンシューマ機器に搭載されています。 Jazelleテクノロジは、多くの主要モバイル ネットワーク オペレータによって選ばれ、必須の技術として活用されています。


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