新しくなったARM DS-5ARM DS-5™は、ARMの最新世代の統合型ソフトウェア開発環境です。 DS-5は、ARM RVDS 4.1に取って代わり、ARMプロセッサのデバッグ、最適化、シミュレーション、コード生成のための革新的かつ最適化されたツールを提供します。 |
RVDSのARM® Workbench IDE(統合開発環境)は、オープン ソースのEclipse 3.3 IDEに基づいています。 Eclipseの優れたソース コード開発ツールとプラグイン フレームワークを、ARMのクラス最高のコンパイルおよびデバッグ テクノロジと組み合わせています。 開発者はARM Workbench IDEのプロジェクト マネージャを使用して、すべてのARMプロセッサ ベースのターゲット用C/C++プロジェクトの作成、ビルド、デバッグ、Flashプログラム、プロファイル、トレース、および管理を行うことができます。
IDEには、生産性を大幅に向上させる多くの機能が含まれています。たとえば、C/C++ソース ブラウザ コンフィギュレーション ウィザード、チート シート、プロジェクト ステーショナリなどです。 プロジェクト ステーショナリを使うと、特定のARMプロセッサおよび開発ボード用のツールを簡単に最適な設定にすることができ、自己ホストのプロジェクトやARM LinuxのようなOSにホストされているプロジェクトで使用できます。 ARM Workbench IDEは、標準のEclipse IDEのほかに、以下のカスタム コンポーネントを用意しています。
- カスタム タブ。ARMコンパイラ、リンカ、およびユーティリティのオプションを設定し、ARMコード生成ツールを簡単に設定することが可能
- ドキュメント ビューア。提供されているすべてのドキュメントを表示できる便利な環境
- 統合Flash Programmer。 このプログラマは、フラッシュ アルゴリズムや、イメージの送信とターゲット接続の管理用のコンフィギュレーション パネルを作成する、新しいフラッシュ プロジェクト ウィザードを提供します。 ARM RVD™デバッガとの緊密な統合のためのフラッシュ デバイス エクスポート ウィザードも提供します。
- 構文強調表示機能付きのARMアセンブラ エディタ。 このエディタは、ARMアセンブラ ファイルのコードを、読みやすいようにカスタマイズ可能な書式設定を行って表示します。 ラベルやその他のナビゲーション用の補助に対するオート コンプリート機能も備わっています。
- このプラグインのオンライン ヘルプで、これらの機能の設定や有効化の方法が説明されています。
- 統合されたARMプロファイラ。RVDS 4.1 Professionalの一部で、事実上無制限の期間にわたってエンベデッド ソフトウェアのパフォーマンスに対する非侵入型の解析を行うことができるユニークな製品。 最大400 MHzの動作周波数で実行しつつ、数分、数時間、または数日間にわたってプロファイル情報を収集できます。
- リンカ メモリ マップ エディタ。 このエディタは、リンカ メモリ コンフィギュレーションのグラフィカルな表現を提供します。 開発者は、ツールがどのように設定されているかをよりよく理解し、それを実際のシステムに合わせることができます。
- ソース コンフィギュレーション エディタ。アセンブラ ファイルを便利なGUI ELFで設定できるようにします。命令統計ビューアでは、実行可能ファイルやオブジェクト ファイルの別の属性をすばやく把握できます。

ARM Workbench IDEでの作業の開始
新しいARMプロジェクトでの作業の開始は、ARM Workbench IDEの包括的な新しい機能によって、簡単になっています。 新規プロジェクト ウィザードを使用すると、ARM固有のプロジェクト設定がプロジェクト ステーショナリを使用して自動的に設定されるだけでなく、ターゲット コンフィギュレーションの選択とターゲット設定もウィザードによって設定できます。
ARMベースのプロセッサの選択のような一般的なコンフィギュレーション オプションは、開発者がシステムに最適なコンパイラ設定をすばやく選択できるようになっています。 プロジェクト設定は、プロジェクトの作成後にさらに設定することができ、開発プロジェクト内での柔軟性が高くなっています。 新しいユーザ支援機能が、Eclipse IDEに慣れていないユーザには非常に便利です。 たとえば、コンフィギュレーション パネルでのさまざまなヒントの表示や、ユーザに多数の一般的な作業の手順を示す包括的なチート シートのセットがあります。
CodeWarrior IDEからの移行
IDEとしてCodeWarriorを使用してきたソフトウェア開発者向けに、プロジェクトをCodeWarrior IDEからEclipse IDEにインポートするためのわかりやすい手順説明があります。 大規模プロジェクトと、Eclipseの新しいプロジェクトに直接インポートされた既存のCodeWarriorプロジェクトのコマンド ライン設定へのサポートにより、ユーザは新しい開発環境に効率的に移行できます。



