Login

CoreSightトレース マクロセル

CoreSightトレース マクロセル Image (View Larger CoreSightトレース マクロセル Image)
CoreSight™トレース マクロセルは、SoC全体に非侵入型の包括的な可視性を提供します。
  • Embedded Trace Macrocell™(ETM)ARMプロセッサ用の非侵入型のサイクルに忠実なプログラムおよびデータ トレース
  • Program Trace Macrocell(PTM) Cortex-A9用のプログラム フロー トレース
  • インストルメンテーション トレース マクロセル(ITM):高レベルなソフトウェア ビュー
  • AHBトレース マクロセル(HTM)パフォーマンスおよび機能のデバッグ

CoreSightアーキテクチャに準拠することで、IP固有のトレース マクロセルを容易にCoreSightシステムに統合できます。

 


コスト削減のために、ジオメトリの縮小化およびSoCパッケージ サイズの維持または縮小化が図られる現状では、オンチップの可視性を提供するために専用のリアルタイム トレース モジュールが必要となります。

ARMは、CoreSightソリューションの一部として、一式の包括的なリアルタイム トレース マクロセルを提供しています。

  • ARMプロセッサ リアルタイム トレース マクロセル(ETM/PTM):ARMプロセッサ上でのソフトウェアの実行を監視
  • インストルメンテーション トレース マクロセル:高レベルのソフトウェア インストルメンテーション(print形式のデバッグ、OSおよびアプリケーション イベント)
  • バス トレース マクロセル:コア トレースでは把握できないバス情報を可視化

Embedded Trace Macrocellをお勧めする理由

開発者がエンベデッド システムをデバッグまたは最適化する場合、主に2つのオプションを利用できます。

  1. 従来型デバッグ:通常は、プロセッサを停止するブレークポイントまたはウォッチポイント、あるいはその両方を設定します。そこからデバッグポートを介してレジスタまたはメモリの内容を確認または変更し、シングル ステップ実行を行ってプログラムの動作を検証します。

    従来型デバッグでは、実行の制御とコードのデバッグを行うことができますが、いくつかのデメリットがあります。
    • 侵入型:システムの動作がデバッグの影響を受けます。
    • プロセッサを停止する要件:アプリケーションによっては、プロセッサを停止できないものもあります(ハード ディスク、自動車など)。
    • 非リアルタイム:リアルタイムで動作するソフトウェアをデバッグするために使用できません。
    • パフォーマンスの可視性なし:ソフトウェアのパフォーマンスを監視できません。
  2. リアルタイム トレース:システムの実行中、トレース マクロセルは命令またはデータ転送を収集し、この情報を圧縮してリアルタイムでオフ チップに転送するか、オンチップに保存して後で処理できるようにします。
    トレースは、開発ワークステーション内のソース コードと事後マージされて、その後の分析を可能にします。

CoreSight Embedded Trace Macrocellは、プラットフォーム上でのソフトウェアの動作をリアルタイムで分析することにより、製品開発を容易にし、高品質の最適化されたソフトウェアを提供することを可能にします。
以下は、ETMおよびPTMの主な機能と利点です。

主な機能

主な特長

パフォーマンスのオーバーヘッドなしにフルスピードでコアをトレース  実行中のシステムをリアルタイムでトレース&デバッグ
サイクルに厳密なトレース  パフォーマンスの最適化と"適時の(always-in-time)"コード検証のためにプログラム実行時に重要なタイミングを収集 
広範なシーケンシャル トリガ ロジックとオンチップ フィルタ条件によるキャプチャ対象データの制御  調べるイベントの周囲のプログラム アクティビティをキャプチャ
長時間にわたるトレースの表示
トレース データの高圧縮(Cortex-A9の場合、命令あたり最大0.4ビットのトレース)  高い可視性によるピン数の削減またはトレース バッファの縮小 


CPUトレース マクロセルのベンチマーク

ETMのベンチマークに関する考慮事項については、以下を参照してください。


CPUトレース マクロセル™(ETM/PTM)

Embedded Trace Macrocell™(ETM)およびProgram Trace Macrocell™(PTM)は、ARMプロセッサ向けの包括的なデバッグ&トレース機能を提供します。これらのマクロセルでは、プロセッサがフルスピードで動作しているときに、プロセッサのパフォーマンスに影響を与えることなく、プロセッサに関する情報を特定のイベントの前後でキャプチャできます。

ARM CPUトレース マクロセル ファミリは、Cortex™プロセッサ用のCoreSight ETMおよびPTM(AR、およびMシリーズ)、ETM11™、ETM9™、およびETM7™から構成されます。

Embedded Trace Macrocellは、選択したトレース情報のみを特定のシーケンスの条件の後でのみキャプチャするように、ソフトウェア内で構成できます(表1を参照してください)。

CoreSight SoCインフラストラクチャでは、圧縮されたトレース データをEmbedded Trace Bufferを使用して、オンチップにキャプチャしたり、外部トレース ポート アナライザ(RealView Traceユニットなど)を使用してチップから読み出したりできます。その際、プロセッサの実行が中断されたり、動作に影響が及ぶことはありません。CoreSight SoCコンポーネントの詳細については、ここをクリックしてください

CoreSight ETMおよびPTMは、スタンドアロン環境とCoreSightデザイン キットを使用するマルチコア環境の両方で動作するように設計されているので、開発者が複数の非同期コアからの関連トレースを同時に監視できます。

表1 ― ETMの機能

機能  #
アドレス コンパレータ  8
データ コンパレータ  2
アドレス範囲コンパレータ   4
16ビット カウンタ   2
3段シーケンサ   1
外部入力   4
外部出力  2*

備考
トライアル合成のポスト レイアウト後の面積です。
ETM7(中レベル)の外部出力は1つのみです。

Embedded Trace Macrocell(ETM)

ETMマクロセルは、ARMマイクロプロセッサにリアルタイムの命令トレースとデータ トレースを提供します。ETMは、トレース ソフトウェア ツールがプログラム全体または一部の実行を再構築するために使用する情報を生成します。

Program Trace Macrocell(PTM)

PTMは、Program Flow Trace(PFT)アーキテクチャに基づいてリアルタイムの命令フロー トレースを実行するモジュールです。PTMは、トレース ツールがプログラム全体または一部の実行を再構築するために使用する情報を生成します。

インストルメンテーション トレース マクロセル(ITM)

CoreSight ITMブロックは、ソフトウェア アプリケーション駆動型のトレース ソースです。サポート コードは、ソフトウェア インストルメンテーション トレース(SWIT)を生成します。加えて、ブロックは、粗粒タイムスタンプ機能を提供します。

このブロックの主な用途をは以下のとおりです。

  • printf形式のデバッグをサポート
  • OSおよびアプリケーション イベントのトレース
  • 診断システム情報の出力

AHBトレース マクロセル(HTM)

HTMは、ETMを使用してコア トレースから把握できないバス情報を可視化します。

  • 複数層バスの利用状況。
  • ソフトウェアのデバッグ。たとえば、メモリ領域へのアクセスやデータ アクセスの表示。
  • トレース トリガまたはフィルタ、およびバス プロファイリングに対するバスのイベント検出。

HTMは、AHBバスに関するアドレスおよびデータ トレース情報を提供します。HTMからの情報をデバッガとともに使用することで、AHBベースのエンベデッド システムでの正確なデバッグを容易に実現できます。HTMは、イベント識別用の広範なリソースを提供して、トリガ イベントを生成します。HTMは、AMBAトレース バス(ATB)を介して出力するトレース データを生成します。トレース デバッグ機能は非侵入型です。HTMは、APB(AMBA v3)インタフェースを使用して制御できます。


 

プロセッサ

関連製品

CoreSight製品

利点

ARM7TDMI、ARM7TDMI-S、ARM720TSC100 ETM7 単一のARM7プロセッサの完全にサイクルに厳密な非侵襲型の命令およびデータ トレース
ARM920T、ARM922T、ARM9TDMI、SC200 ETM9     単一のARM9プロセッサの完全にサイクルに厳密な非侵襲型の命令およびデータ トレース
ARM926EJ-S、ARM946E-S、ARM966E-S、ARM968E-SARM7EJ-S  CoreSight ETM9  ARM9Eプロセッサの完全にサイクルに厳密な非侵襲型の命令およびデータ トレース。マルチコア デバッグ&トレースに対応するCoreSight
ARM1136J(F)-S、ARM1156T2(F)-S、ARM1176JZ(F)-S、ARM11 MPCore CoreSight ETM11 ARM11プロセッサの完全にサイクルに厳密な非侵襲型の命令およびデータ トレース。マルチコア デバッグ&トレースに対応するCoreSight
Cortex-R4 CoreSight ETM-R4     Cortex-R4プロセッサの完全にサイクルに厳密な非侵襲型の命令およびデータ トレース。マルチコア デバッグ&トレースに対応するCoreSight
Cortex-A5 CoreSight ETM-A5    Cortex-A5プロセッサの完全にサイクルに厳密な非侵襲型の命令およびデータ トレース。非同期トレースの相関関係のためのグローバル タイムスタンプ機能を備えた、マルチコア デバッグ&トレースに対応するCoreSight
Cortex-A9 CoreSight PTM-A9 Cortex-A9プロセッサの非侵襲型のプログラム フロー トレース。非同期トレースの相関関係のためのグローバル タイムスタンプ機能を備えた、マルチコア デバッグ&トレースに対応するCoreSight
Cortex-A8 コアに含まれるETM(合成可能なコアでのオプション) Cortex-A8プロセッサのサイクルに厳密な非侵襲型の命令およびデータ アドレス トレース。マルチコア デバッグ&トレースに対応するCoreSight
Cortex-M3SC300

コアに含まれるETM(オプション)    

ATB非同期ブリッジ

ATBアップサイザ

Cortex-M3およびSC300プロセッサの非侵襲型の命令トレース。マルチコア デバッグ&トレースに対応するCoreSight。

より高い周波数で動作するマルチコアSoCでの最適な統合を実現するATB非同期ブリッジおよびアップサイザ

ツールのサポート

CoreSightトレース マクロセルは、20社のツール ベンダによってサポートされています。CoreSightトレース マクロセルをサポートしているツール ベンダの詳細については、ここをクリックし、[ツールのサポート]タブを参照してください。


 
» 
Powered 5607
Go Left
Go Right

Maximise


Cookies

We use cookies to give you the best experience on our website. By continuing to use our site you consent to our cookies.

Change Settings

Find out more about the cookies we set