Oracle Cloud Infrastructure + Ampere A1 Compute

OCIは、1コアあたり1円という価格で、クラウドへの期待を高めています

Ampere A1 Computeは、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)初となるArmベースのインスタンスで、すべてのワークロードにおいて一貫した性能、スケール、および経済性を実現するエンジニアリングにより、企業アプリケーションやクラウドネイティブのワークロードに対して新しい標準を打ち立てています。

 
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メリット

予測性が高い性能

Armの1コアにつき1スレッドのアーキテクチャによって、拡張のための余裕が生まれる一方で、安定した予測性の高い性能を発揮します。

卓越した価格性能

コアあたりの価格を低く抑えたAmpere A1 Computeは、幅広いワークロードにおいて優れた性能を発揮します。

セキュリティを向上

Ampere NeoverseベースAltraプロセッサーの1コアにつき1スレッドの設計により、スレッドのセキュリティ問題が発生する可能性を排除し、顧客のワークロードを分離します。

マルチワークロードへの進化

OCIは、幅広く多様性のある、コスト効率の高いサービスのポートフォリオを43万人を超える顧客に提供しています。A1向けの可能性のあるワークロードには、ウェブおよびキャッシュサービス、関係およびキーバリュー型のストーリー、クラウドネイティブの開発、ハイブリッドクラウドの開発、機械学習、その他のアプリケーションが挙げられます。

ビデオエンコード

Ampere A1 Computeは、従来のプロセッサーと比較して、x264エンコードで1ドルあたり最大98%のフレーム増と、10%の全体的な性能の向上を実現します。

NGINX

Ampere A1 Computeは、世界で最も普及しているスケールアウト型のWebアプリケーションサーバーであり、毎秒1ドルあたり最大69%多くのリクエストを管理します。

ArmとOracle: 共に業界を先導

Oracleがどのように「デジタルファースト」企業への道を開いているかご紹介します。

Altraの利点

2017年に発表されたAmpere Computingは、クラウドネイティブな世界のために設計された世界初のプロセッサーの構築を目指しました。80個のシングルスレッドNeoverse N1コアと3GHzの周波数を特徴とするAmpere Altraは、最先端のコンピュート性能と最先端のエネルギー効率を組み合わせ、クラウドサービスプロバイダーとその顧客に、コストやその他のオーバーヘッドを削減しながらワークロードを増加させる機会を提供します。

80コアのAltraは、ラックと電力の制限範囲が同じ従来の同等プロセッサーよりも多くのスレッドが含まれており、より多くの作業をこなすことができます。

Arm Oracleの図

クラウド・コンピューティング向けのArmテクノロジーとツール

Neoverse N1

スケーラビリティを高めるためにエッジで処理することにより最高の計算効率で動作するクラウドネイティブ・サーバーのワークロード向けに最適化された高性能プラットフォーム。

CMN-600

ネットワーキング・インフラストラクチャ、ストレージ、サーバー、HPC、オートモーティブ、および産業用ソリューションなどの幅広いアプリケーション向けに最適化されているコヒーレントなメッシュネットワークで、SoCの統合にかかる時間を短縮できます。

その他の詳細

注目の関連情報

ArmによるOracle Cloud Infrastructureの能力向上

Moor Insights and Strategyはこのホワイトペーパーの中で、Oracleの戦略と顧客のメリットについての概要を説明しています。

Neoverseの総経済効果

Forrester Consultingの分析によると、Neoverseに移行することによってさまざまなワークロードで設備投資、事業費、従業員の生産性の向上が達成可能となります。