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世界の企業がARM Mali GPUテクノロジーを採用

25 February 2013

ARMのMali™ GPUパートナー各社が、出荷数の大幅な増加を報告 - 2012年のプロセッサ出荷は 1億5,000万個に達し、卓越したグラフィックス性能によりライセンス件数も30%増

英ARM社(本社:英国ケンブリッジ、日本法人:横浜市港北区、以下ARM)は、ビジネスユースから家庭用に至る、様々なタイプのスマートデバイスに高いグラフィックス性能とユーザ・エクスペリエンスを提供するARM Maliグラフィックス・プロセッサが2012年に大きな成功をおさめたことを発表しました。この成長を実現したのは、スマートフォン、タブレット、デジタルTV製品でARM® Mali GPUファミリのライセンスを取得している企業で、ライセンス数は75に上ります。Mali GPUは、性能、サイズ、消費電力を非常に高いレベルで融合させた極めてバランスの良いグラフィックスIPで、組込み市場初のGPU Computeをサポートし、多様なスマートデバイスに採用されています。

  • GPUを搭載したスマートTVの70%以上がMali GPUを搭載
  • Android™タブレットの50%以上がMali GPUを搭載
  • Androidスマートフォンの20%以上がMali GPUを搭載

2013年、スマートフォンの世界市場における出荷数量は約11億台と予測されています*。さらなる市場規模の拡大にともない、50ドルクラスの廉価版スマートフォンから、高性能、高機能なグラフィック技術を必要とする650ドル以上のハイエンド機器まで多種多様に発展していくことが予想されます。Mali GPUはこうした様々なニーズに対応するとともに、コンピュテーショナル・フォトグラフィー、顔認識技術、ニアリアル・グラフィックスを駆使した迫力あるゲームなど、多様で高度なユーザ・エクスペリエンスの実現を可能とします。

ARMのメディア・プロセシング部門ジェネラル・マネージャ、Pete Huttonは、次のように述べています。「Mali GPUを採用した皆様の成功を非常にうれしく思っております。また、この市場のめざましい成長は、Maliライセンシ全体の内、わずか4分の1のライセンシによって実現されました。2013年、性能、機能の向上や開発サイクルの短期化を求めてMali GPUを採用したより多くのライセンシが、新しいソリューションを市場に提供し、成功を収めてくれることを期待しています。」

ARMは、ARM Cortex™ -Aシリーズのプロセッサと同じシステムオンチップ設計への統合を想定してMali GPUを開発しました。2012年には、出荷されたMaliグラフィックス・プロセッサの95%以上が、ARM Cortex-Aシリーズのプロセッサとともに、スマートフォンやモバイル・コンピュータに搭載されました。ARMは、多様なオペレーティング・システム(OS)、ユーザ・インタフェースやゲームのメーカが自社ソリューションをMaliに最適化し、市場に対応できるよう、充実したエコシステムを構築しています。2013年には、消費者の選択肢がさらに増えると予想されます。Androidベースのハイエンド機器は倍増し、Firefox OSの普及もあって、エントリレベルのスマートフォンはさらに身近になるでしょう。

ARMパートナー各社によるMali GPU出荷報告によれば、2011年に出荷されたMali対応SoCは合計5,000万個ほどでしたが、2012年には1億5,000万個を超え、2013年には2億4,000万個を超えると予想されます。この成長に伴い、Mali GPUは、成長の著しいすべての市場でシェアを伸ばしています。全世界のAndroidタブレット市場では第1位、Androidスマートフォン市場では20%以上を占めます。出荷された全世界のスマートTVの70%以上にもMali GPUが搭載されています。コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)では、サムスン電子のスマートTV F8000、LGエレクトロニクスのスマートTV GA7900、GA6400など、Mali GPUテクノロジーによって一段とレベルアップしたスマートTVが数多く展示されました。  

サムスン電子

サムスン電子社のビジュアル・ディスプレイ部門R&Dチーム責任者であるCheul-Hee Hahm氏は、次のように述べています。「サムスンスマートTVは、消費者に常に新しい映像体験を家庭のリビングルームに提供し、スマートTVの市場をリードしています。ARM Cortex-A15プロセッサ・クワッドコアとMali-T604 を組み合わせた、世界で初めてのクワッドコア搭載F8000をはじめ、サムスンのスマートTVは、革新的なユーザ・インタフェースとより高い性能により、デジタルTVに新しい楽しみ方をご提案します。」  

2013年は、多くの普及機モデルでMali-400、Mali-450 GPUを搭載したスマートフォンが、多くのハイエンドモデルでMali-T600ファミリの高性能を生かしたハイエンド・スマートフォンが増加すると予想されます。  

Leadcore Technology

Leadcore Technology社の副社長であるJitang Liu氏は、次のように述べています。「2012年、Leadcore Technologyは、初のTDデュアルコア・スマートフォン・ソリューションであるLC1810を発表し、市場で大きな成功を収めました。LC1810は、ARM Cortex-A9とARM Mali GPUテクノロジーを搭載し、スマートフォン市場における高性能と高い電力効率のニーズに対応します。」  

MediaTek

MediaTek社の副社長兼最高マーケティング責任者(CMO)であるJohan Lodenius氏は、次のように述べています。「MediaTekは、スケーラブルで順応性の高いソリューションを通じて幅広い市場に対応します。ARM Mali-GPUは、ターゲットにする市場に対し、短い製品期間でファーストクラスの製品を実現可能にすることができます。」  

Spreadtrum Communications

Spreadtrum Communications社のマーケティング担当副社長であるYI Kang博士は、次のように述べています。「当社は、Mali GPUを採用した300件以上のデザインウィンを幅広く獲得でき、うれしく思います。MaliGPUを使うことで、Firefox OSを含む様々なOSサポートを機器メーカに提案することが可能になります。HTML5によってもたらされる将来性とともに、このような多様性は消費者に多くの選択肢を与えることができ、製品の差別化につながります。」  

ST-エリクソン

ST-エリクソン社のNovaThorソリューション担当上席副社長であるPatrice Meilland氏は、次のように述べています。「ST-エリクソンは、革新を重視し、積極的に新しいテクノロジーを採用しています。当社はARM Mali-400 GPUを早期に採用したライセンシです。Mali GPUは、当社のNovaThor U8500 ModApにパワフルなユーザ・エクスペリエンスをもたらし、Samsung Galaxy SIII mini、Sony Xperia P、HTC Oneなどのスマートフォンに新しいレベルのグラフィックス性能を与えています。U8500は、高速でのウェブ・ブラウジング、イメージング、ゲーム、位置情報サービスなどの、メディアリッチなコンテンツやアプリケーションの性能をバッテリーライフに妥協することなく高めています。2012年、我々は数千万個のNovaThor U8500プラットフォームを出荷し、20機種のU8500プラットフォーム搭載スマートフォンが製品化されました。我々は本製品がお客様にとって、今後も引き続きパワフルなソリューションであると確信しています。」  

2012年、タブレット市場は飛躍的に成長しました。教育目的のエントリレベルのタブレットから、デスクトップ並みの性能を備えた機器まで、多様なタブレットが発表されました。タブレットの解像度レベルはさらに上がり、Google Nexus 10は従来のモバイル機器を超えた解像度を備えています。Nexus 10は、GoogleのRenderscript GPU Compute機能を搭載した初めてのデバイスでもあります。Mali-T604の搭載で実現可能になったGPU Computeにより、既存のタスクに対し新しいユースケースや、より効率的なタスク実行が可能になります。OSの選択肢は多様化し、モバイル・コンピューティング分野ではAndroidが多くのシェアを占めるものの、Chrome OSなどにより、市場にさらなる選択と差別化を提供しています。  

Allwinner Technology

Allwinner Technology社の最高マーケティング責任者(CMO)であるJack Lee氏は、次のように述べています。「Allwinnerは、Androidタブレット市場においてMali-400を搭載したSoCで大きな成功を収めています。Mali-400により、非常に競争力のある高性能グラフィックスソリューションを、ライセンス取得後わずか9カ月以内に製品化することができました。2013年もこの成功が続くことを期待しています。」  

Rockchip Electronics

Rockchip Electronics社の最高マーケティング責任者(CMO)であるFeng Chen氏は、次のように述べています。「Rockchipは、タブレットソリューションの幅広いレンジにおいてさらに高い性能を引き出せるような開発を継続し、ARMとともに新しいクワッドコア世代へと移行しています。Androidタブレットに対応するARMの充実したエコシステムサポートにより、当社はMali-400を用いた非常に幅広いアプリケーションやゲームに対応しています。」   ARMは、市場をリードしているCPUとGPUのIP や、それらをシームレスにつなぐインターコネクト技術まで、システムの基幹となるソリューションを揃えています。さらに開発の段階では、システム全体にわたる性能解析とソフトウエアへの最適化を可能にするDS-5といったツールも提供しています。ARMは、パートナー各社がより高性能で新鋭的な製品の開発を実現していただけるよう、20年以上にわたるIP開発の実績に基づいて、信頼性の高い安定したMaliグラフィックス・ハードウェア/ソフトウエアを提供してまいります。  

*出典:Strategy Analytics, Bank of America Merrill Lynch Global Research estimates, 5th December 2012.  

ARM社概要

ARMは、ワイヤレス、ネットワーク、コンシューマ・エンターテイメント・ソリューションからイメージング、自動車、セキュリティ、そしてストレージ機器といった高度なデジタル製品のコアとなる技術をデザインしています。ARMが提供する総合的な製品・IP(知的財産)には、組込みRISCマイクロプロセッサ、グラフィックス・プロセッサ、ビデオ・エンジン、組み込みソフトウエア、セルライブラリ、組み込みメモリ、高速インターコネクトとメモリコントローラ、ペリフェラル、開発ツールが含まれます。ARMは、総合的なデザインサービス、トレーニング、サポート、メンテナンスとARMの幅広いパートナーコミュニティと共に、信頼性の高い製品を迅速に市場へ投入するためのトータルシステムソリューションを、大手エレクトロニクス企業に提供しています。ARMについて詳しくは当社Webサイト(http://www.arm.com/)や、以下リンク(英語)をご覧ください。

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ENDS

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