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富士通セミコンダクターが、幅広いコンシューマ機器や産業機器に向けARMのbig.LITTLEおよびMali-T624テクノロジのライセンスを取得

02 July 2013

ARM® Cortex®とMali™を組み合わせた最先端の低消費電力ソリューションでビジュアル・コンピューティング市場に対応

富士通セミコンダクター株式会社(以下 富士通セミコンダクター、注1)と英ARM社(以下ARM、注2)は本日、富士通セミコンダクターがARM Cortex big.LITTLEテクノロジとARM Mali-T624グラフィックスプロセッシング(GPU)とを利用するライセンスを取得したと発表しました。この合意により、富士通セミコンダクターは、幅広いコンシューマ機器や産業機器などのビジュアル・コンピューティング市場に向け、Cortex big.LITTLEと Mali-T624を搭載したシステムオンチップ (SoC)ソリューションを業界に先駆けてリリースできます。

ビジュアル・コンピューティングとは、ディスプレイ上のグラフィックスを通じてユーザがデータとプログラムをコントロールすることであり、コンシューマ機器や産業機器に欠かせないテクノロジとなっています。富士通セミコンダクターは、これらの市場における豊富な経験をもとに、デュアルARM Cortex-A7 CPUとデュアルARM Cortex-A15 CPU を利用したbig.LITTLE処理とクアッドコアMali-T624 GPUのグラフィックス処理とを最適化します。Mali-T624の活用により、GPUにCPUの処理を振り分け、演算処理全体の性能を向上させるGPUコンピュート機能が可能になり、ユーザ・エクスペリエンスの向上とシステム消費電力の削減を可能にします。

ARM big.LITTLE処理は、高性能と高エネルギー効率を兼ね備えたSoCの開発を可能にします。big.LITTLE処理は、緊密に結合した2つのARMデュアルCPUクラスタで、スケーラブルで効率的な性能を発揮します。この処理はコンピュータプログラムに対してはトランスペアレントかつ、big.LITTLE MPソフトウェアが作業に適切なプロセッサを自動的に選択することにより、同じピーク性能で最大70%消費電力が削減されます。これは、ARMクワッド・コア・システムを構築する最も効率的な方法です。( big.LITTLE処理について詳しくはリンクをご確認ください)

消費者は様々なコンシューマ機器に対して、ビジュアル・インタフェースとユーザ・エクスペリエンスの向上を期待しています。消費者にとって魅力的で、なおかつエネルギー効率の高い形でテクノロジを向上させ、提供することが業界にとって重要です。ARM Cortex CPUとMaliプロセッサはどちらも、この鍵となる要求を念頭に置いて設計されており、ARM CortexとMaliの組み合わせは、根底にあるARMアーキテクチャの利点を活用するだけでなく、システム内で最適なプロセッサへのタスク配分を可能にします。big.LITTLE処理とMali GPU市場におけるGPUコンピュート機能のサポートにより、このような柔軟性が可能になりました。  

富士通セミコンダクターのアドバンストプロダクト事業本部副本部長の内藤貢は、次のように述べています。「高性能で柔軟なソリューションを市場に投入し、急成長しつつあるビジュアル・コンピューティング関連の市場に対応することは、富士通セミコンダクターにとって非常に重要です。big.LITTLE構成におけるエネルギー効率の高いARM Cortex CPUのペアリング、Mali-T624の市場をリードする性能とGPUコンピュート機能により、さまざまな機能を消費者と産業応用分野に提供する可能性が生まれます。」  

ARMのメディアプロセッシング部門のエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼ジェネラルマネージャーのPete Huttonは、次のように述べています。「ARMは、富士通セミコンダクターと緊密な関係を構築させていただき、big.LITTLE処理とMali GPUの組み合わせが、さらに多様なコンシューマ機器に可能性を与えることをうれしく思います。次世代のARM CortexとMali GPUが、コンシューマだけでなくビジネス市場においても、業界リードするエネルギー効率で革新的な機能を実現することを期待しています。」  

 

富士通セミコンダクター概要

富士通セミコンダクター株式会社は、マイクロコントローラ、ASIC、ASSP、および電源ICなどのLSIの設計、製造、販売を行い、お客様の多様にわたる要望に対し高信頼かつ最適なソリューションを提供しています。画像、無線、セキュリティ分野などを中心に幅広いアプリケーションで実績を誇る一方、低消費電力化を推し進め、環境課題にも重点的に取り組んでおります。横浜に本社を置く富士通セミコンダクター株式会社(旧社名、富士通マイクロエレクトロニクス株式会社)は、2008年3月21日に富士通株式会社の子会社として設立しました。国内はもとより米州、欧州、アジア地域で開発および販売の拠点をもち、グローバルに活動しております。

ホームページ:http://jp.fujitsu.com/group/fsl/

ARM社概要

ARMは、ワイヤレス、ネットワーク、コンシューマ・エンターテイメント・ソリューションからイメージング、自動車、セキュリティ、そしてストレージ機器といった高度なデジタル製品のコアとなる技術をデザインしています。ARMが提供する総合的な製品・IP(知的財産)には、組込みRISCマイクロプロセッサ、グラフィックス・プロセッサ、ビデオ・エンジン、組み込みソフトウェア、セルライブラリ、組み込みメモリ、高速インターコネクトとメモリコントローラ、ペリフェラル、開発ツールが含まれます。ARMは、総合的なデザインサービス、トレーニング、サポート、メンテナンスとARMの幅広いパートナーコミュニティと共に、信頼性の高い製品を迅速に市場へ投入するためのトータルシステムソリューションを、大手エレクトロニクス企業に提供しています。ARMについて詳しくは当社Webサイト(http://www.arm.com/)や、以下リンク(英語)をご覧ください。  

※ARMはARM社の登録商標です。CortexはARM社の商標です。その他のブランドあるいは製品名は全て、それぞれのホールダーの所有物です。「ARM」とは、ARM Holdings plc、その事業会社であるARM Limited、各地域の子会社であるARM Inc.; ARM KK; ARM Korea Limited.; ARM Taiwan Limited; ARM France SAS; ARM Consulting (Shanghai) Co. Ltd.; ARM Belgium Services BVBA; ARM Germany GmbH; ARM Embedded Technologies Pvt. Ltd.; ARM Norway, AS ; ARM Sweden ABの全部または一部を意味します。   その他の記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。  

 

注釈

注1 富士通セミコンダクター: 本社 神奈川県横浜市、代表取締役社長 岡田 晴基。  

注2 ARM: 本社 Cambridge UK, Chief Executive Officer: Simon Segars.

 

関連リンク

富士通セミコンダクター: http://jp.fujitsu.com/group/fsl/  

ARM website: http://www.arm.com/

ARM Connected Community®: http://www.arm.com/community/

ARM Blogs: http://blogs.arm.com/

ARMFlix on YouTube:  http://www.youtube.com/user/ARMflix

ARM on Twitter:

 

報道関係お問い合わせ先

富士通セミコンダクター株式会社

経営戦略室

TEL: 045-755-7009

お問い合わせフォーム:https://www-s.fujitsu.com/jp/group/fsl/release/inquiry.html  

 

アーム株式会社   

マーケティングコミュニケーション 飯塚 聖子

TEL:045-477-5129             FAX:045-477-5261  

ホフマン ジャパン株式会社 (アーム(株)PR代理店)小倉 德行、鷲野 みゆき

TEL:03-5159-5750             FAX:03-5159-216

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