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ARM、業界最小、最高エネルギー効率のSecurCore SC000プロセッサを、スマートカード市場向けに投入

16 March 2010

アプリケーションのニーズ増大に対応する最先端プロセッサ・テクノロジーが、
スマートカード市場の飛躍的進化を促進

英ARM社(本社:英国ケンブリッジ、日本法人:横浜市港北区、以下ARM)は、香港で開催中のCARTES in Asiaカンファレンスで、量産型スマートカード/組み込みセキュリティ・アプリケーション向けの非常に小型でエネルギー効率に優れたARM® SecurCore™ SC000™(SCトリプル・ゼロ)プロセッサを発表しました。

SC000プロセッサは、定評あるARM SecurCoreプロセッサ・ファミリの新製品で、ターゲット・アプリケーションの範囲をSIM、政府、銀行、交通、ID、条件アクセス用など、耐タンパー性を備えた接触型/非接触型スマートカード向けに大きく拡大しています。競争力のある8/16ビットのコスト、実装面積、消費電力で、従来にない機能豊かな32ビット性能を備えたSC000プロセッサは、量産型スマートカード市場の次世代機器に最適です。

SC000プロセッサは、セキュア・プロセシングにおけるARMの経験と先進性を生かし、確固たる実績と幅広いサポートを誇るSC100™、SC300™ SecurCoreプロセッサを統一したものです。これら2つのプロセッサは、アトメル社、NXP社、サムスン電子社、STマイクロエレクトロニクス社、株式会社東芝など、既に15社以上がライセンスを取得し、2009年の32ビット・スマートカードの世界出荷数の50%以上に搭載されています。

スマートカードの出荷数は、2009年に40億枚を超え、今後5年間、10%の年間平均成長率(CAGR)で成長すると予想されています。さらに独立した調査では、今後、既存の8/16ビットの従来のソリューションで次世代スマートカードに求められる機能、性能、エネルギー効率を提供することが難しくなるにつれ、32ビットのセキュア・プロセッサが大きく成長することが示唆されています。

既に、スマートカード業界の大手シリコン・ベンダ5社のうち4社が、リリースと同時にSC000プロセッサ、その基礎となるARMv6Mアーキテクチャを利用し、世界的なスマートカード市場に対応する次世代のセキュア機器の設計が可能となっています。その他多数のシリコン・ベンダも、最新のSC000プロセッサのライセンス取得に関してARMと商談中です。SC000プロセッサ・ベースの製品は、早ければ2011年から量産出荷される予定です。

STマイクロエレクトロニクス社のセキュア・マイクロコントローラ部門ジェネラル・マネージャであるMarie-France Florentin氏は、次のように述べています。「STは、ARM SecurCore SC000プロセッサが、新世代のセキュア・スマートカードICを実現し、政府、ID、銀行、マルチアプリケーションなど、セキュアな非接触型アプリケーションに32ビットの高性能と低消費電力を提供できると期待しています。高性能のARM SecurCore SC000に加え、STの最新の90nm e-Flashスマートカード・テクノロジーとセキュリティ分野における強い専門性は、次世代セキュア・スマートカードICの開発において基礎的な強みとなる可能性があります。」

デバイスとコストの整理統合は、世界のスマートカード市場の重要事項です。セキュリティとコストを重視する政府や交通機関の姿勢も、低消費電力で総合的な機能を備えたスマートカードへの需要を高める要因となっています。ARM SecurCore SC000プロセッサなど、業界標準のセキュア32ビット・プラットフォームは、これらのニーズを満たすために必要不可欠で、機器メーカやベンダは付加価値の開発に力を注ぐことが可能になります。

ARMのプロセッサ部門マーケティング担当副社長であるEric Schornは、次のように述べています。「スマートカードは、多様なシステム要件と価格で、幅広いアプリケーションに利用されており、業界は、標準化によるコスト削減と製品化期間の短縮を求めています。構成が非常に自由なSC000プロセッサは、かつてない実装面積、コスト、消費電力のレベルで、これらのニーズを完璧に満たします。」

SC000は、現在、世界で最も多くライセンスされているスマートカード向け32ビットCPUであるARM SecurCoreプロセッサの実績あるセキュリティ機能と、Cortex-M0の最先端のテクノロジーを兼ね備えています。このため、同レベルの性能を3倍のエネルギー効率と3分の1のサイズで実現することができます。また、SC000プロセッサの低消費電力は、幅広い非接触型アプリケーションやNFCアプリケーションに最適です。

ベンダ各社は、SC000プロセッサの非常に構成の自由なセキュリティ機能を生かし、特定のスマートカード・アプリケーション向けに、さまざまに差別化したセキュア機器を設計することができます。さらに、ハイエンドのSC300プロセッサとのアーキテクチャ上の互換性を維持することで、高性能、高セキュリティ・アプリケーションへの移行も容易です。

SC000上のソフトウェア開発は、ARMのKeilマイクロコントローラ・開発キット(MDK)がサポートします。MDKは、スマートカード分野で最も広く利用されているツール・チェーンで、クオリティの高い開発/デバッグ機能、および世界中のスマートカード・ソフトウェア開発者が慣れ親しんだインタフェースにより、SC000プロセッサ搭載設計への移行を容易にします。

提供時期
ARM SecurCore SC000プロセッサは、すでにライセンス供与を開始し、2010年第3四半期にはすべての関連テクノロジーとともにデリバリーを開始します。


ARM社概要

ARMは、ワイヤレス、ネットワーク、コンシューマ・エンターテイメント・ソリューションからイメージング、自動車、セキュリティ、そしてストレージ機器といった高度なデジタル製品のコアとなる技術をデザインしています。ARMが提供する総合的な製品・IP(知的財産)には、32 ビット組込みRISCマイクロプロセッサ、グラフィックス・プロセッサ、ビデオ・エンジン、組み込みソフトウェア、セルライブラリ、組み込みメモリ、高速コネクティビティ製品、ペリフェラル、開発ツールが含まれます。ARMは、総合的なデザインサービス、トレーニング、サポート、メンテナンスとARMの幅広いパートナーコミュニティと共に、信頼性の高い製品を迅速に市場へ投入するためのトータルシステムソリューションを、大手エレクトロニクス企業に提供しています。ARMについて詳しくは当社日本語Webサイト(http://www.jp.arm.com/)や、以下リンク(英語)をご覧ください。

※ARMはARM社の登録商標です。CortexとMaliはARM社の商標です。その他のブランドあるいは製品名は全て、それぞれのホールダーの所有物です。「ARM」とは、ARM Holdings plc、その事業会社であるARM Limited、各地域の子会社であるARM Inc.、ARM KK、ARM Korea Limited.、ARM Taiwan Limited、ARM France SAS、ARM Consulting (Shanghai) Co.Ltd.、ARM Belgium N.V.、ARM Germany GmbH、ARM Embedded Technologies Pvt. Ltd.、ARM Norway, ASおよびARM Sweden ABの全部または一部を意味します。

<お問い合わせ先>

アーム株式会社 マーケティングコミュニケーション 
飯塚 聖子
TEL:045-477-3117 FAX:045-477-5261

ホフマン ジャパン株式会社 (アーム(株)PR代理店)
松田 紘見、小倉 徳行
TEL:03-5159-2145 FAX:03-5159-2166 
                         





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