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ARMとシノプシス、ARM Mali GPUのインプリメンテーション最適化に向けて協業

21 February 2013

Galaxyデザイン・プラットフォームのDTP準拠フローを活用し業界初のMali-T658の20nmプロセス・テープアウトを達成

要旨

  • ARM®のArtisan®フィジカル IPならびにGPU IPのMaliTMと、20nm以降のプロセスで実証されたシノプシスのGalaxyデザイン・プラットフォームの組み合わせ
  • Mali GPUのインプリメンテーションに向けたDPT(ダブル・パターニング・テクノロジ)対応メソドロジの提供で協業中
  • Mali-T600シリーズの20nmプロセスでの業界初のインプリメンテーションに成功し、Mali製品ファミリーの20nm以降のプロセス・テクノロジでの実装を加速するインプリメンテーション・フロー確立に向け前進

2013年2月21日カリフォルニア州マウンテンビューならびに英国ケンブリッジ発 -ARM(ロンドン株式市場上場コード:ARM、Nasdaq上場コード: ARMH)とシノプシス(Nasdaq上場コード:SNPS)は、シノプシスのGalaxyデザイン・プラットフォームを用いて、20nm以降のプロセス・テクノロジでARMのGPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)Maliの性能を最適化するための協業を発表しました。両社は、20nmプロセス・テクノロジ、ARM Artisanフィジカル IP、シェーディング機能を組み合わせたARM Mali-T658のテープアウトに業界で初めて成功しました。この協業の成果であるRTL-サインオフ設計フローは、あらゆる段階でダブル・パターニングをサポートしています。両者の協業は継続中で、これにより設計者は開発対象のアプリケーションに向けてMali GPUを最適化実装することができるようになります。  

ARM メディア・プロセッシング部門 ジェネラルマネージャー Pete Huttonは、次のように語っています。「Mali GPUは、現在出荷されている多くののアンドロイド端末やスマートデジタルTVに組み込まれており、スマートフォンに関してももっともよく搭載されるグラフィックス・ソリューションのひとつです。最先端のグラフィックス機能を求めるユーザーニーズはとどまることを知らず、最終製品の開発にあたってはGPUの最適化が非常に重要です。シノプシス社との長年にわたる協業実績に基づき開発した今回のソリューションにより、設計者の皆様は、シノプシス社のEDAツールを使用してARM Mali-T600 GPUファミリーを20nm以降のプロセス・テクノロジ向けに最適化し実装できるようになるでしょう」  

Mali-T600ファミリーは、Mali-T604、Mali-T624、Mali-T628、Mali-T658、およびMali-T678の5つの製品で構成されています。これらは全て、並外れたグラフィックス処理性能を実現するよう開発され、またモバイル機器でGPUコンピューティングを実現した業界初のグラフィックス・テクノロジです。こうした性能を実現するためハードウェア開発は複雑なものとなっていて、20nm以降のプロセス・テクノロジで必要になってくるダブル・パターニング・テクノロジによりさらに複雑度が増加しています。

20nm以下のような極微細なプロセス・テクノロジで迅速な設計収束と最適な結果を達成するためには、高度に統合された設計フローが必要となってきます。今回の協業では、Mali GPUとARM Artisanフィジカル IPを20nmで実装するためにチューンナップされたメソドロジを生み出すためにGalaxyデザイン・プラットフォームが使用されています。用いられた主要なツールは、論理合成ツール Design Compiler、フォーマル検証ツール Formality、テスト容易化設計ツール DFTMAXならびにTetraMAX、フィジカル設計ツール IC Compiler、RC抽出ツール IC Compiler、タイミング解析サインオフ・ツール PrimeTimeです。また、設計収束にかかる期間を短縮するため、フィジカル検証ツール IC Validatorが提供する各種インデザイン・フィジカル検証機能もインプリメンテーション工程で活用されています。DC ExplorerとDataflow Analyzer(IC Compilerのフロアプラン・データ解析機能)も設計早期段階でのデザイン検討、とりわけGPU性能を左右するフロアプランニングとマクロ配置の検討に大きく貢献しました。

シノプシス インプリメンテーション・グループ 上級副社長兼ジェネラルマネージャー Antun Domicは、次のように述べています。「20nm以降のプロセス・テクノロジでは設計の複雑度は新たな段階に突入し、半導体開発のエコシステム・パートナー間での迅速かつ緊密な技術協力が欠かせないものとなります。今回のARM社との協業を通じ、当社のインデザイン・フィジカル検証技術も含めたGalaxyデザイン・プラットフォームはARM Mali IPとARM Artisanフィジカル IPと緊密に統合され、テープアウト実証済みのDPT準拠設計ソリューションを提供することになります。これにより20nm以降のプロセス・テクノロジでの複雑なSoC設計の収束にかかる期間を短縮することができるようになります」

 

ARMについて

ARMは、ワイヤレス、ネットワーク、コンシューマ・エンターテイメント・ソリューションからイメージング、自動車、セキュリティ、そしてストレージ機器といった高度なデジタル製品のコアとなる技術をデザインしています。ARMが提供する総合的な製品・IP(知的財産)には、組込みRISCマイクロプロセッサ、グラフィックス・プロセッサ、ビデオ・エンジン、組み込みソフトウエア、セルライブラリ、組み込みメモリ、高速コネクティビティ製品、ペリフェラル、開発ツールが含まれます。ARMは、総合的なデザインサービス、トレーニング、サポート、メンテナンスとARMの幅広いパートナーコミュニティと共に、信頼性の高い製品を迅速に市場へ投入するためのトータルシステムソリューションを、大手エレクトロニクス企業に提供しています。ARMについて詳しくは当社日本語Webサイト(http://www.arm.com/)や、以下リンク(英語)をご覧ください。

シノプシスについて

Synopsys, Inc.(Nasdaq上場コード:SNPS)は、グローバル・エレクトロニクス・マーケットでテクノロジ・イノベーションを展開している。そのソフトウェア製品、IP、技術サービスは、エンジニアが直面する設計/検証/システム開発/製造の課題の解決を支援しており、シノプシスは電子設計自動化(EDA)ならびに設計資産(IP)のリーディング・カンパニーとなっている。1986年の創業以来、世界中のエンジニアがシノプシスのテクノロジを使用して、何十億もの半導体やシステム機器を設計開発している。詳細な情報は、http://www.synopsys.co.jpより入手可能。

Safe Harbor Statement
This press release contains forward-looking statements within the meaning of Section 27A of the United States Securities Act of 1933 and Section 21E of the United States Securities Exchange Act of 1934, including statements regarding the expected outcome and benefits of the agreement and collaboration between Synopsys and ARM, including expected customer results with ARM and Synopsys solutions. These statements are based on current expectations and beliefs. Actual results could differ materially from those described by these statements due to risks and uncertainties including, but not limited to, technical or other difficulties in developing solutions, market acceptance of these solutions, unforeseen production or delivery delays, failure to perform as expected, product errors or defects and other risks as identified in the companies' respective filings with the U.S. Securities and Exchange Commission, including those described in the "Risk Factors" section of Synopsys’ latest Annual Report on Form 10-K.

ARMは、ARM Limitedの登録商標です。 SynopsysのDesign Compiler、Formality、TetraMAX、PrimeTimeは、米国内外でのSynopsys, Inc.の登録商標です。その他の商標や登録商標は、それぞれの所有者の知的財産です。  

 

<お問い合わせ先>    

日本シノプシス合同会社 フィールド・マーケティング・グループ 藤井 浩充

TEL: 03-6746-3940                  FAX: 03-6746-3941  

 

アーム株式会社    マーケティングコミュニケーション 飯塚 聖子

TEL:045-477-5129             FAX:045-477-5261  

 

ホフマン ジャパン株式会社 (アーム(株)PR代理店)小倉 徳行、鷲野 みゆき

TEL:03-5159-5750             FAX:03-5159-2166

 







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