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ARM The Architecture For The Digital World  

ARM、VSTREAMにより、ハードウェア支援検証システム上でのソフトウェア開発を高速化

09 June 2010

英ARM社(本社:英国ケンブリッジ、日本法人:横浜市港北区、以下ARM)は、ARM® VSTREAM™仮想デバッグ・インタフェース、すなわちソフトウェア・デバッガとハードウェア支援検証システムを接続する高速で柔軟な仮想リンクを発表しました。VSTREAMは、システム設計の早期における効率的なソフトウェア開発により、ハードウェア・リソースの利用率を高め、新しいARMプロセッサ搭載機器のプロジェクト・リスク軽減と製品化期間短縮を実現します。

VSTREAMとARM RVD™デバッガなどのソフトウェア・デバッガの組み合わせは、検証システム上で動作するプロセッサに向けた応答性の高いグラフィカルなデバッグ環境を提供します。デバッガを通じて、プロセッサを停止させること、プロセッサ内部レジスタやシステム・メモリの値を参照あるいは変更すること、コードをシングル・ステップ実行することが可能です。VSTREAMがあれば、規模の大きなソフトウェア・イメージも数秒でメモリにダウンロードできます。

VSTREAMは、RTLへのトランザクション・ベース接続を実装しているため、外部のハードウェア機器を物理的に接続する必要はありません。このため、ハードウェア支援検証環境のセットアップとメンテナンスのコストが低く、複数のリモート・デバッガ接続を処理する際の柔軟性が高くなります。

VSTREAMは、ARM Cortex-A5、ARM Cortex-M0プロセッサを含め、現行のすべてのARM Cortex™プロセッサをサポートします。また、複数のデバッガをターゲットに同時に接続できることは、Cortex-A9 MPCore™プロセッサをベースとしたデバイスをはじめとする、マルチコア・デバイスの開発に不可欠な機能です。

米ケイデンス・デザイン・システムズ社のシステム設計/検証担当プロダクト・マネジメント・グループ・ディレクタであるRan Avinun氏は、次のように述べています。「システムの統合と検証は、『EDA360』ビジョンの重要な要件です。ケイデンスのPalladium XPベリフィケーション・コンピューティング・プラットフォームとARMのVSTREAMの組み合わせは、アプリケーション駆動型のARM搭載システム開発者に大幅な視認性とターンアラウンド・タイムを提供します。これでケイデンスとARMは、トランザクション・ベースのアクセラレーションとインサーキット・エミュレーションをサポートするハイブリッド環境を提供することになります。シリコン完成前にハードウェアとソフトウェアを同時に検証できることになり、複数の開発者の生産性が上がります。」

米メンター・グラフィックス社エミュレーション部門のマーケティング・ディレクタであるJim Kenney氏は、次のように述べています。「当社のVeloceエミュレータは、複雑なシステムオンチップ(SoC)上で動作するリアルタイム・オペレーティング・システムやデバイス・ドライバの検証とデバッグに広く利用されています。VeloceのTestBench XPress高性能トランザクション環境で実行されるVSTREAMトランザクターは、デバッグ性能をシリアルJTAGの10倍に高めます。当社とARMの協力により、VSTREAMとVeloceは、非常に生産性の高い組み込みソフトウェア・デバッグを実現します。」

ARMのシステム設計部門執行副社長兼ジェネラル・マネージャであるJohn Cornishは、次のように述べています。「ARMは、設計効率を高め、製品化期間を短縮するための最高のソフトウェア・ツールをシリコン・パートナーに提供しようと努めています。当社の開発ツール製品群にVSTREAMを加えることにより、SoC設計サイクルの最初から最後まで、つまりSystemCモデルからエミュレーション、最終シリコンまで、1つのデバッグ環境を使用できることになります。」

DACでVSTREAMを公開 ― 2010年6月16~18日
ケイデンスのブース(1334番)とメンター・グラフィックスのブース(1383番)で、VSTREAMのデモを公開します。

提供時期
VSTREAMは、現在、ケイデンスのPalladiumシリーズとPalladium XPエミュレータ、およびメンター・グラフィックスのVeloceエミュレータとの併用向けに提供中です。他のEDAツールのサポートは、2010年後半に追加されます。VSTREAMの詳細は、www.arm.com/vstreamをご覧いただくか、ARM営業担当者までお問い合わせください。

 

ARM社概要

ARMは、ワイヤレス、ネットワーク、コンシューマ・エンターテイメント・ソリューションからイメージング、自動車、セキュリティ、そしてストレージ機器といった高度なデジタル製品のコアとなる技術をデザインしています。ARMが提供する総合的な製品・IP(知的財産)には、32 ビット組込みRISCマイクロプロセッサ、グラフィックス・プロセッサ、ビデオ・エンジン、組み込みソフトウエア、セルライブラリ、組み込みメモリ、高速コネクティビティ製品、ペリフェラル、開発ツールが含まれます。ARMは、総合的なデザインサービス、トレーニング、サポート、メンテナンスとARMの幅広いパートナーコミュニティと共に、信頼性の高い製品を迅速に市場へ投入するためのトータルシステムソリューションを、大手エレクトロニクス企業に提供しています。ARMについて詳しくは当社日本語Webサイト(http://www.jp.arm.com/)や、以下リンク(英語)をご覧ください。

※ARMとThumbはARM社の登録商標です。Cortex、Keil 、Connected CommunityはARM社の商標です。その他のブランドあるいは製品名は全て、それぞれのホールダーの所有物です。「ARM」とは、ARM Holdings plc、その事業会社であるARM Limited、各地域の子会社であるARM Inc.、ARM KK、ARM Korea Ltd.、ARM Taiwan Limited、ARM France SAS、ARM Consulting (Shanghai) Co.Ltd.、ARM Belgium N.V.、AXYS Design Automation Inc.、ARM Germany GmbH、ARM Embedded Technologies Pvt. Ltd.、ARM Norway, ASおよびARM Sweden ABの全部または一部を意味します。

<お問い合わせ先>

アーム株式会社 マーケティングコミュニケーション 
坂内 範子
TEL:045-477-3117 FAX:045-477-5261

ホフマン ジャパン株式会社 (アーム(株)PR代理店)
松田 紘見、小倉 徳行
TEL:03-5159-2145 FAX:03-5159-2166