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アルテラとARM、業界で初めて FPGA 適合型エンベデッド・ソフトウェア・ツールを発表

12 December 2012

他にないパートナーシップにより、「デバッグの壁」を取り除く、SoC FPGA デバイス向け DS-5 ツールキットを開発 

プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション(本社: 米国カリフォルニア州サンノゼ、社長、CEO兼会長: ジョン・デイナ、日本法人: 東京都新宿区、代表取締役社長: 日隈 寛和、NASDAQ: ALTR 以下、アルテラ)と ARM (LON: ARM、NASDAQ: ARMH、以下、アーム)は、米国時間12月12日、両社が他にない契約に基づき、アルテラの SoC デバイス向けに FPGA 適合型デバッグ機能搭載「DS-5 エンベデッド・ソフトウェア開発ツールキット」を共同開発したことを発表いたしました。

この「ARM® Development Studio(DS-5™)アルテラ・エディション・ツールキット」は、統合デュアルコア CPU とアルテラ SoC デバイスにおける FPGA ファブリック間のデバッグの壁を取り除くものです。FPGA に含まれるロジック適合機能を、ARM アーキテクチャ向けの最先進マルチコア・デバッガに統合することで、標準的な DS-5 ユーザー・インタフェースを通じて、かつてないフルチップでの可視性と制御能力を、エンベデッド・ソフトウェア開発者に提供します。この新しいツールキットは、「アルテラ SoC エンベデッド・デザイン・スイート」に含まれ、2013年の早い時期に出荷開始予定です。

アルテラの SoC デバイスは、単一のデバイス上で、FPGA ロジックとデュアルコア ARM Cortex™-A9 プロセッサを統合し、ユーザー定義ペリフェラルとハードウェア・アクセラレータを FPGA ファブリックに実装することで、フィールド・プログラム可能なカスタム SoC デバイスの開発を柔軟に行うことができるようになります。アルテラは現在、同社の「Cyclone® V SoC デバイス」のイニシャル・サンプルを出荷しています。本日発表された報道資料「アルテラ、Cyclone V SoC FPGA の出荷を開始」をご参照ください。

 ARM Development Studio 5(DS-5)アルテラ・エディション・ツールキットは、SoC デバイス内で顧客独自の FPGA 構成にダイナミックに適合することで、CPU と FPGA 間の境界にエンベデッド・デバッグ機能をシームレスに拡張し、標準的な DS-5 ユーザー・インタフェースにより、CPU および FPGA ドメインからのすべてのソフトウェア・デバッグ情報を統合します。DS-5 Debugger の先進的なマルチコア・デバッグ機能と組み合わせ、またクロス・トリガ機能を提供する「Quartus® II SignalTap ロジック・アナライザ」に接続することで、当ツールキットはかつてない水準のデバッグ可視性および制御能力を提供し、生産性を著しく向上させます。

ARM システム・デザイン部門担当エグゼクティブ・バイスプレジデントのジョン・コーニッシュ(John Cornish)氏は、「破壊的かつ革新的なシリコン・デバイスには、同じく破壊的で革新的なソフトウェア・ツールが必要です。アルテラの 28nm Cyclone V ならびに Arria V SoC デバイス、そして次世代 20nm SoC FPGA 向けの革新的な当ツールキットは、こうした要求を満たすものです。今回の技術革新は、CPU のデバッグと FPGA のデバッグを統合し、ユーザーの生産性を向上させます。アルテラと当社は、最高水準の生産性向上機能を有するこの先進的なツール技術を、Altera SoC 開発キットならびにアルテラ SoC エンベデッド・デザイン・スイートを通じて幅広く提供いたします。当社は、この技術的融合が両社共通のお客様に高い価値をご提供するものと考えております」と述べています。 

ARM DS-5 ツールキット・スイートは、ARM アーキテクチャ向けに市場で最も先進的なデバッガを提供します。当スイートは、非対称型マルチプロセシング(AMP)および対称型マルチプロセシング(SMP)構成で動作するシステム上のデバッグをサポートします。また、JTAG およびイーサネット・デバッグ・インタフェースを介してボード・ブリング・アップ、ドライバ開発、OS 移植、仮想化アプリケーション、および Linux アプリケーション開発向けに幅広く使用されており、Linux および RTOS 認識機能を提供します。

アルテラ プロダクト&コーポレート・マーケティング担当バイスプレジデントのビンス・フー(Vince Hu)は、「当社は、ARM との共同開発におけるパートナーシップと技術革新を大変誇りに思います。ARM DS-5 アルテラ・エディション・ツールキットは、ソフトウェア・エンジニアに極めて強力な開発およびデバッグ・ツールを提供し、当社の SoC デバイスを最も迅速に開発することができるようになります」と述べています。

 

主な機能と利点

  • ARM DS-5 アルテラ・エディション・ツールキットは、以下の機能を備えています。
  • ソフトウェア・デバッグ・ビューは、開発者によって FPGA ファブリックにプログラムされたペリフェラル・デバイスにも適合し、SoC 全体のハードおよびソフトのペリフェラル・レジスタ・メモリマップをシームレスに表示
  • DS-5 Debugger により、Cortex-A9 プロセッサ・コアと FPGA ファブリックに実装された CoreSight™ 準拠カスタム・ロジック・コア向けのデバッグ/トレース・データを同時に表示
  • アルテラの USB Blaster JTAG デバッグ・ケーブルにより、DS-5 デバッガおよびアルテラ SoC デバイス向けのその他の同社製 JTAG 準拠ツールをサポート
  • ソフトウェア・イベントとプロセッサ・インストラクション・トレースに時間相関性を持たすことができる、FPGA ファブリック内のシグナル・イベントの非介入型キャプチャおよび可視化を実現
  • CPU および FPGA ロジック・ドメイン間の先進的なシステムレベル・ハードウェア・クロス・トリガリングをサポートすることにより、ドメイン間のハードウェア/ソフトウェアの同時デバッグが可能
  • 「DS-5 Streamline パフォーマンス・アナライザ」搭載により、ソフトウェア・スレッドとイベント情報を、SoC ならびに FPGA からのハードウェア・カウンタと関連付け、システムレベルのボトルネックの特定および解消が可能

 

価格と出荷時期

アルテラの SoC 向け ARM DS-5 アルテラ・エディション・ツールキットは、欧州で開催される「ARM Technical Symposium」で紹介されます。当ツールキットは、アルテラ SoC エンベデッド・デザイン・スイート(Altera SoC EDS)サブスクリプション・エディションに含まれ、米国内販売価格995ドル(参考価格)で提供予定です。Altera SoC EDS は、2013年の早い時期に出荷開始予定です。

 

ARM について

ARM は、ワイヤレス、ネットワーク、コンシューマ・エンターテイメント・ソリューションからイメージング、自動車、セキュリティ、そしてストレージ機器といった高度なデジタル製品のコアとなる技術をデザインしています。ARM が提供する総合的な製品・IP(知的財産)には、組込み RISC マイクロプロセッサ、グラフィックス・プロセッサ、ビデオ・エンジン、組み込みソフトウェア、セルライブラリ、組み込みメモリ、高速インターコネクトとメモリコントローラ、ペリフェラル、開発ツールが含まれます。ARM は、総合的なデザインサービス、トレーニング、サポート、メンテナンスと ARM の幅広いパートナーコミュニティと共に、信頼性の高い製品を迅速に市場へ投入するためのトータルシステムソリューションを、大手エレクトロニクス企業に提供しています。ARM について詳しくは同社ウェブ・サイト(www.arm.com)をご覧ください。

    ARM website: http://www.arm.com
    ARM Connected Community®: http://www.arm.com/community
    ARM Blogs: http://blogs.arm.com
    ARMFlix on YouTube:  http://www.youtube.com/armflix

アルテラ・コーポレーションについて

アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983 年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988 年に NASDAQ に上場しました。FPGA/CPLD、ASIC など、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジー・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は 1990 年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本における PLD 市場でトップシェアを維持しています。アルテラに関する詳細情報は、同社ウェブ・サイト(www.altera.co.jp)をご覧ください。Facebook、RSS、Twitter でも情報提供を行っています。





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