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ARM、チップの性能を高め消費エネルギーを削減するLPDDR2メモリ・コントローラを発表

07 October 2008

ARM DDRおよびDDR2メモリ・コントローラにDDR PHY(DFI)インタフェースのサポートを追加

英ARM社(本社:英国ケンブリッジ、日本法人:横浜市港北区、代表取締役社長:西嶋貴史、以下ARM)は、ARM® PrimeCell® Low Power DDR2(LPDDR2)ダイナミック・メモリ・コントローラ(PL342)を発表しました。このメモリ・コントローラは、LPDDRメモリ・システムの2倍以上の帯域幅を持つLPDDR2メモリ・システムとの高性能インタフェースとなり、標準的なDDR2メモリより大幅に消費電力を節約します。

PL342メモリ・コントローラは、ARMの幅広いメモリ・コントローラおよびフィジカルIP製品群の新製品です。これによりSoC設計者は、高帯域幅アクセスと低消費電力を必要とし、複数のバス・マスタが共有メモリにアクセスするアプリケーション、特にモバイル・マルチメディア機器、ネットワーキング機器、コンシューマ機器などにLPDDR2を最大限に活用することが可能となります。LPDDR2メモリは、次世代のモバイル機器や組み込み機器にとって有力なソリューションとなりつつあり、ARMはLPDDR2規格を定義するJEDEC(半導体技術協会)に積極的に参加しています。

ARM PL342ダイナミック・メモリ・コントローラは、AMBA® 3AXI™プロトコルとLPDDR2メモリを結ぶ非常に設定の自由なインタフェースとして、メモリ・コントローラの効率性の画期的な向上、アービトレーションとスケジューリングによるトランザクションの管理、クオリティ・オブ・サービス(QoS)のサポートを提供するほか、メモリ・アクセスのレイテンシを最小限に抑えることでシステムオンチップ(SoC)の性能を最大限に高めます。このほか、パーシャル・パワーダウン、フル・パワーダウン、データ・フローに影響を与えないメモリのプリチャージなど、多数の省エネ機能も備えています。

PL342メモリ・コントローラは、モジュラ設計のため、多様な種類のダイナミック・メモリに適合させることができます。今後のリリースではさらにメモリ・タイプを追加し、現行および計画中のCPU、GPUコアに最適なソリューションを提供していく予定です。

ARMは、DFI(DDR PHYインタフェース)仕様を定義する業界コンソーシアムの参加企業であり、PL342メモリ・コントローラはDFI 2.1仕様をいち早く導入したものとなります。ARMフィジカルIP部門が開発中のDFI対応PHYは、ARM PrimeCellメモリ・コントローラを通じてプロセッサの性能を高め、設計の実装を簡素化します。

PL342メモリ・コントローラは、ARMメモリ・コントローラ・ファミリの新製品の1つです。これらの新製品はすべてDFIに対応します。PL342以外の新製品は、以下のとおりです。

  • 人気の高いPL340 DDR/LPDDRダイナミック・メモリ・コントローラにLPDDR-NVMの
    サポートを追加した新バージョン
  • 車載機器やネットワーキング機器に重要なECC(エラー修正コード)に対応した
    PL341 DDR2ダイナミック・メモリ・コントローラの新バージョン

ARM ファブリックIP バイス・プレジデントであるKeith Clarkeは、次のように述べています。「LPDDR2メモリが普及するにつれ、設計者は、外部メモリとSoCプロセッサの性能差を埋め、高度な低消費電力メモリ・システムを最大限に活用する新しい方法を模索するようになるでしょう。ARM PL342ダイナミック・メモリ・コントローラは、消費電力を最小限に抑えつつ、メモリ・インタフェースの効率向上、レイテンシ削減、QoSの確保を実現します。ARMは、インタコネクトおよびペリフェラルIPの革新を続けることで、SoCバックプレーンに最適化した総合的なソリューションの提供に努めています。」


ARM社概要
ARMは、ワイヤレス、ネットワーク、デジタル家電、イメージング、自動車、セキュリティ、そしてストレージ機器といった高度なデジタル製品のコアとなる技術をデザインしています。ARMが提供する総合的な製品・IP(知的財産)には、32 ビット組込みRISCマイクロプロセッサ、グラフィック プロセッサ、セルライブラリ、高速インタフェース製品、組み込みメモリ、ペリフェラル、開発ツールが含まれます。ARMは、総合的なデザインサービス、トレーニング、サポート、メンテナンスとARMの幅広いパートナーコミュニティと共に、信頼性の高い製品を迅速に市場へ投入するためのトータルシステムソリューションを、大手エレクトロニクス企業に提供しています。ARMについて詳しくは当社Webサイトをご覧ください。(http://www.jp.arm.com/

※ARMとAMBAはARM社の登録商標です。AXIはARM社の商標です。その他のブランドあるいは製品名は全て、それぞれのホールダーの所有物です。「ARM」とは、ARM Holdings plc、その事業会社であるARM Limited、各地域の子会社であるARM Inc.、ARM KK、ARM Korea Ltd.、ARM Taiwan Limited、ARM France SAS、ARM Consulting (Shanghai) Co.Ltd.、ARM Belgium N.V.、AXYS Design Automation Inc、ARM Germany GmbH、ARM Embedded Technologies Pvt. Ltd.およびARM Norway, AS の全部または一部を意味します。


<お問い合わせ先>

アーム株式会社 マーケティングコミュニケーション 
飯塚 聖子
TEL:045-477-3117 FAX:045-477-5261

テキスト100ジャパン㈱(アーム㈱PR代理店) 
秋澤 知子、上野 素子
TEL:03-5210-1981 FAX:03-5210-2005





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