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ARM、組み込みソフトウェアの解析に対応するRealView Profilerを発表

02 October 2007

解析実行時間の制限なく、ソフトウェア性能に影響を与えず高速に解析する独自のツール

英ARM社(本社:英国ケンブリッジ、日本法人:横浜市港北区、代表取締役社長:西嶋貴史、以下ARM)は、10月2~4日に米国カリフォルニア州サンタクララにて開催された第4回 ARM® Developers’ Conferenceで、RealView® Profilerを発表しました。RealView Profilerは、任意の分数、時間数、日数にわたって実行される実際のシステム作業負荷について、ソフトウェア性能とコードカバレッジに影響を与えずに解析することを目的とした独自のツールです。開発者は、このツールを使い、アプリケーションの性能を一般に20%以上高めると同時に、必要なROMサイズを20%以上縮小することができます。RealView Profilerは、命令と分岐コードのカバレッジに対する総合的な解析機能によってソフトウェア・テストで100%のコードカバレッジを達成することにより、最高レベルのソフトウェア検証を実現します。

RealView Profilerは、業界をリードするARMのコード生成技術を補完するよう設計され、ARMプロセッサ搭載デバイスの性能を一段と高めます。すなわち、ARMの総合的なデバッグ/トレース・インフラに基づき、組み込みデバイス・ソフトウェアの性能を把握するための貴重な情報を提供します。また、RealView Profilerは、早期段階から設計サイクルの最後まで一貫して性能解析に対応するため、ソフトウェア開発プロジェクトのリスクを大幅に低減します。これを可能にしているのは、新しいRealView Trace 2キャプチャ・ユニットを使ったハードウェア・プロファイリング機能、および超高速RealViewリアルタイム・システム・モデルによる仮想プラットフォーム・プロファイリング機能です。

ARMのシステムデザイン部門マーケティング担当副社長であるJohn Cornishは、次のように述べています。「コンシューマ機器市場は、豊富なメディアコンテンツを配信できる複雑なアプリケーションを求める傾向にあり、組み込みソフトウェアの性能とクオリティの向上を絶対不可欠としています。RealView Profilerは、実際のシステム作業負荷でのソフトウェア性能とコードカバレッジに影響を与えずに解析することにより、状況の把握を可能にするとともに、ホットスポットに関する情報を提供します。このため開発者は、性能とコードカバレッジの両方に関してコードを迅速に最適化し、プロダクションレベルの組み込みソフトウェアをテストし、測定するのに最適な製品とすることができます。」

仏WAVECOM社のソフトウェア部門ディレクタであるStéphane Baixas氏は、次のように述べています。「お客様は、当社のARM Powered® Wireless CPU®を最大限に活用したいと考え、最適なリアルタイム反応と高い処理性能を期待しています。当社は、RealView Profilerにより、コードのボトルネックを把握し、当社のOpen AT® OSの性能を高めることが可能となるでしょう。さらに、このコードカバレッジ機能を生かし、テストの範囲を広げ、当社ソリューションのクオリティと信頼性を確保することができます。」

RealView Profilerは、業界をリードするEclipse™統合開発環境のプラグインとなっており、この環境で従来どおりの使いやすいグラフィカル・ユーザ・インタフェースを提供します。このことが、通常は困難な最適化段階における生産性を大幅に高めます。

技術情報
RealView Profilerは、RealView Development SuiteおよびGNUツールとの併用により、性能とコードパス・カバレッジに関する情報を提供します。RealView Profilerは、実行された機械命令と元のソースコードの両方について情報を提供します。これは、最終製品にサードパーティのソフトウェアを組み込むことを成功に導くために不可欠な機能です。これがなければ、徹底的な解析が極めて難しくなります。

RealView Profilerは、CPUのインターロック、予期しない命令の遅延、コード効率、低レベルの命令ビューに関する詳細情報を注記の形でソフトウェア開発者のソースコードに反映し、ARMプロセッサ搭載デバイスの性能および動作の明確な把握を可能にします。そのためソフトウェア開発者は、ARMプロセッサ搭載デバイスを最短の時間で最大限に生かすことができます。

RealView Profilerは、新しいRealView Trace 2ユニットを利用し、独自のストリーミング・プロファイリング方式を使ったハードウェア・プロファイリング機能を提供します。これにより、最大250MHzの周波数で長時間の連続的なプロファイリングが可能となります。RealView Profilerの最初のバージョンは、ARM926EJ-S™、ARM1136JF-S™、ARM1176JZF-S™、Cortex™-R4プロセッサに対応しますが、対応プロセッサは数カ月のうちにさらに追加される予定です。RealView Trace 2ユニットは、最大400MHzで従来の32ビット・データ/命令のトレースに対応するため、ARM RealView Development Suiteを使った高度なトレースとデバッグも可能です。

また、RealView Profilerは、ARM926EJ-S、ARM1136JF-S、ARM1176JZF-S、Cortex-A8プロセッサの4つのRealViewリアルタイム・システム・モデルを含むことにより、実際のハードウェアを必要とすることなくプロファイリングを実行します。これらのモデルは、標準的なPCプラットフォーム上で200 MHz以上で実行することができ、複数の開発チームに低コストで導入が可能です。

RealView Profilerについて詳しくは、http://www.arm.com/realview/profile(英語版)をご覧ください。


ARM社概要
ARMは、ワイヤレス、ネットワーク、デジタル家電、イメージング、自動車、セキュリティ、そしてストレージ機器といった高度なデジタル製品のコアとなる技術をデザインしています。ARMが提供する総合的な製品・IP(知的財産)には、16/32 ビット組込みRISC マイクロプロセッサ、データエンジン、グラフィック プロセッサ、デジタルライブラリ、組み込みメモリ、ペリフェラル、ソフトウェア、開発ツールならびにアナログ機能や高速インタフェース製品が含まれます。 ARM は、ARMの幅広いパートナーコミュニティと共に、信頼性の高い製品を迅速に市場へ投入するためのトータルシステムソリューションを、大手エレクトロニクス企業に提供しています。ARMについて詳しくは当社Webサイトをご覧ください。(http://www.jp.arm.com/

※ARM、ARM Poweredと RealView はARM社の登録商標です。CoreSight、ARM926EJ-S、ARM1136JF-S、ARM1176JZF-Sと CortexはARM社の商標です。その他のブランドあるいは製品名は全て、それぞれのホールダーの所有物です。「ARM」とは、ARM Holdings plc、その事業会社であるARM Limited、各地域の子会社であるARM INC.、ARM KK、ARM Korea Ltd.、ARM Taiwan、ARM France SAS、ARM Consulting (Shanghai) Co.Ltd.、ARM Belgium N.V.、AXYS Design Automation Inc、ARM Germany GmbH、 ARM Embedded Technologies Pvt. Ltd.およびARM Norway, AS の全部または一部を意味します。


<お問い合わせ先>

アーム株式会社 マーケティングコミュニケーション 
飯塚 聖子
TEL:045-477-3117 FAX:045-477-5261

テキスト100ジャパン㈱(アーム㈱PR代理店) 
秋澤 知子、上野 素子
TEL:03-5210-1981     FAX:03-5210-2005




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