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ARM、低リスクの組み込みシステム ソフトウェア開発を可能にするRealView Development Suite 3.1を発表

02 April 2007

すべてのARMプロセッサに対応する新バージョン、性能と使いやすさを大幅に改善

英ARM社(本社:英国ケンブリッジ、日本法人:横浜市港北区、代表取締役社長:西嶋貴史、以下ARM)は、米国カリフォルニア州サンノゼで開催中のEmbedded Systems Conference Silicon ValleyでRealView® Development Suite version 3.1を発表し、クラス最高の総合的なツール群の提供を通じて、すべてのARM®プロセッサ向けの組み込みシステムソフトウェア開発を支援するという継続的な取り組みを実証しました。

RealView Development Suite 3.1は、性能を大幅に改善するとともにARMプロセッサのサポートを強化しており、特にFPGA実装専用の初のARM製品として発表されたばかりのCortex-M1プロセッサを含め、Cortex™プロセッサファミリすべてに高度に最適化されています。

新しいCortex-M1プロセッサに対応する初のツールスイートであるRealView Development Suite 3.1には、これまで発表されたCortexファミリの全プロセッサの命令セットシステムモデル(ISSM)に加え、Cortex-M1プロセッサの総合的なISSMが付属しています。このためソフトウェア開発者は、購入してすぐにスタートアップコードやファームウェアを作成し、実際のシリコンを入手する前にCortexファミリのプロセッサ上でオペレーティングシステムをブートすることができます。

ARMの開発システム担当ジェネラルマネージャであるBryn Parryは、次のように述べています。「競争の激しいコンシューマエレクトロニクス市場で、機器メーカは、複雑なハードウェアシステムとソフトウェアシステムの統合を1回で成功させ、高度に差別化した製品を生産するとともに、製品化期間をますます短縮する必要があります。これには組み込みソフトウェア開発者が、ARM IPの最先端の機能を生かしたハードウェアプラットフォーム上で短期間にアプリケーションを作成するか、アプリケーションを移行する必要があります。RealView Development Suite 3.1は、開発者が従来より高性能のアプリケーションを短期間で容易に、そして低リスクで作成できるよう、大幅に改善されています。」

米アクテル社のマーケティング担当副社長であるRich Brossartは、次のように述べています。「RealView Development Suite version 3.1は、当社のCortex-M1プロセッサ対応FPGAにおけるARM Cortex-M1プロセッサ実装の開発、テスト時間を短縮しました。Cortex-M1プロセッサと業界標準のRealViewコード生成ツールの組み合わせは、当社のお客様に競争に有利な性能とコード密度を提供します。」

これまでのバージョンのRealView Development Suiteと同様、version 3.1は、RealView CREATEファミリの電子システムレベル(ESL)設計ツール/モデルと完全に協調して動作し、ハードウェアとソフトウェアの並行開発を可能にすることで組み込みシステム開発者の製品化期間を短縮します。

コード密度のさらなる改善
さまざまなARMプロセッサをベースとするアプリケーションのコード密度をさらに高めるため、RealView Development Suite version 3.1は、マイクロコントローラアプリケーション用にサイズを最小限に抑えた新しいmicrolib Cライブラリ(ISO規格対応のCランタイムライブラリのサブセット)をオプションで装備しています。microlib Cライブラリは、ランタイムライブラリのコードサイズを何と92%も削減します。

使いやすさの改善
サイクル精度モデル、高速仮想プロトタイプ環境、FPGA実装、テストシリコンなど、あらゆる開発プラットフォームを通じて、製品開発のすべての段階、すべてのARMアーキテクチャに一貫したデバッグインタフェースを提供するのは、RealView Development Suite 3.1だけです。

また、高性能ARM NEON™ SIMD信号処理アーキテクチャを搭載したアプリケーションプロセッサを開発するユーザは、RealView Development Suite 3.1を補うアドオンのベクトル化コンパイラのライセンスを初めて独立して取得できるようになりました。

RealView ICE version 3.1実行制御ユニットとそのRealView Traceモジュールは、RealView Development Suite 3.1と併用した場合、ARM CoreSight™デバッグ/トレーステクノロジーに対応します。このため開発者は、1つのトレースポートを通じ、複数のトレースストリームについてCoreSightトレースシステムを設定可能となりました。シリコン設計者にとってデバッグに必要なピン数をわずか2本に削減するCoreSight シリアルワイヤーデバッグインタフェースもサポートされています。

このほか、今バージョンよりオープンソースのEclipse統合開発環境がRealView Development Suiteに含まれます。RealView Development Suiteでは、Eclipseの卓越したソースコード開発ツールとプラグインフレームワークが、ARMのクラス最高のコンパイル/デバッグ技術と統合されています。また、選択したARMプロセッサと開発ボード向けにツールを自動的に最適に設定するEclipseベースのプロジェクトウィザードも新しくなっています。

新しいARM DSP命令セット拡張、ETSI関数、TI C55x DSPに対応する新スイートのイントリンシックサポートにより、開発者は、自分の信号処理命令をアセンブリ言語ではなく、イントリンシック関数を使ってC言語で書くことができます。レジスタ割り当てとスケジューリングは、コンパイラが自動的に行います。
尚、RealView Development Suite version 3.1は、最新のANSI C99言語規格に対応します。

提供時期
RealView Development Suite version 3.1は、現在、ARMのリードパートナーに使用されており、2007年第2四半期にARMおよびRealView販売ネットワークより一般に提供されます。ご注文方法についてはhttp://www.arm.com/products/DevTools/pricing-devtools.html、代理店についてはhttp://www.arm.com/products/DevTools/realview_distributors.html(英語)、またはhttp://www.jp.arm.com/contact_us/index.html(日本語:開発ツールのご購入に関するお問い合わせ)をご覧ください。

ARM社概要
ARMは、ワイヤレス、ネットワーク、デジタル家電、画像、自動車、セキュリティ、そしてストレージ機器といった高度なデジタル製品のコアとなる技術をデザインしています。ARMが提供する総合的な製品・IP(知的財産)には、16/32 ビット組込みRISC マイクロプロセッサ、データエンジン、グラフィック プロセッサ、デジタルライブラリ、組み込みメモリ、ペリフェラル、ソフトウェア、開発ツールならびにアナログ機能や高速インタフェース製品が含まれます。 ARM は、ARMの幅広いパートナーコミュニティと共に、信頼性の高い製品を迅速に市場へ投入するためのトータルシステムソリューションを、大手エレクトロニクス企業に提供しています。ARMについて詳しくは当社Webサイトをご覧ください。(http://www.jp.arm.com/

※ARMとRealViewはARM社の登録商標です。Cortex,、CoreSight、NEONと Embedded Trace MacrocellはARM社の商標です。その他のブランドあるいは製品名は全て、それぞれのホールダーの所有物です。「ARM」とは、ARM Holdings plc、その事業会社であるARM Limited、各地域の子会社であるARM INC.、ARM KK、ARM Korea Ltd.、ARM Taiwan、ARM France SAS、ARM Consulting (Shanghai) Co.Ltd.、ARM Belgium N.V.、AXYS Design Automation Inc、AXYS GmbH、ARM Embedded Solutions Pvt. Ltd.、ARM Physical IP, Inc. およびARM Norway, AS の全部または一部を意味します。


<お問い合わせ先>

アーム株式会社 マーケティングコミュニケーション 
飯塚 聖子
TEL:045-477-3117 FAX:045-477-5261

テキスト100ジャパン㈱(アーム㈱PR代理店) 
秋澤 知子、上野 素子
TEL:03-5210-1981     FAX:03-5210-2005




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