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ARM Announces Development Kit To Reduce Time-To-Market Of Mobile Gaming Platforms

05 March 2007

グラフィックス・アプリケーション向けハードウェア、ソフトウェア、ツール製品群に規格準拠のARM Mali SDKを追加

英ARM社(本社:英国ケンブリッジ、日本法人:横浜市港北区、代表取締役社長:西嶋貴史、以下ARM)は、米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催された「ゲーム・ディベロッパーズ・カンファレンス」で、ゲーム開発者が汎用アプリケーションの開発から幅広いハンドセット向けの設計に短期間で移行するためのARM® Mali™ソフトウェア開発キット(SDK)を発表しました。モバイル・ハンドセット・メーカが発売した新製品からすぐに利益を得るには、機器の発売と同時にゲームも提供される必要があります。Mali SDKにより、開発者はシリコン完成前からゲームの開発とテストに着手し、ハンドセットの発売日には新しいゲームも発売されるようにすることで、ゲームの販売期間を最大限に延ばすことができます。

Mali SDKは、ゲームやユーザ・インタフェースの高性能化と低消費電力化に対する市場ニーズに応えるARMグラフィックス・ポートフォリオの最新製品です。ARMは、高度なプロセッサのほか、Mali55™、Mali200™プロセッサなどのグラフィックス・プロセシング・ユニット(GPU)、RealView®開発ツールを通じ、組み込み環境の制約内で可能な限り効率性の高い総合的なシステム実装をシリコン・パートナー各社に提供します。

米Jon Peddie Research社の社長であるJon Peddie博士は、次のように述べています。「ARMは、携帯電話におけるハードウェア機能を最大限に活用する新しい開発方式を発表することにより、モバイル戦略を一段と強化しています。今回の開発キットは、他のグラフィックス・ソフトウェア開発キットと異なり、最先端のARM CPUエミュレーション機能と開発ツールを備えたシリコンに依存しないプラットフォームをモバイル・アプリケーション開発者に提供します。その結果、ハンドセットの設計サイクルの早期からモバイル・ゲームの開発を可能にすることで、製品発売後の商業的収益を最大化します。」

ARMのグラフィックス・エコシステムにより、市場の大手企業は、共同でARMプラットフォームと相補的なソリューション群を結び付け、グラフィックス産業の将来を形作ることができます。またアプリケーション開発者は、プロセッサ、GPU、ツールのベンダとしてARMが提供する専門知識を生かし、まだシリコンが完成していない機種に向けて競争力の高い最先端のゲームを開発することができます。この相互に有益な協力関係は、この競争の激しい市場をリードするための差別化能力をゲーム開発者、コンテンツプロバイダ、ツール・ベンダに与えることになります。

ARMのグラフィックス・ビジネス・ディベロップメント・マネージャであるBorgar Ljoslandは、次のように述べています。「ARMは、得意とする技術を組み合わせ、商業用として初の仮想化製品を提供することにより、モバイル・ゲームを容易に市場に公開できる環境を提供します。これは、大手ツール/ベンダ、ゲーム開発者、コンテンツプロバイダによる業界協力を推進する当社の取り組みを裏付けています。ARMは、グラフィックス・エコシステム内のConnected Communityパートナーとともに、次世代ゲーム開発における革新を促進し、モバイル・ゲームの将来の明確化に貢献したいと考えています。」

英Ideaworks3D社のCEO(最高経営責任者)であるAlex Caccia氏は、次のように述べています。「Ideaworks3Dは、ライセンシ各社の競争力をできる限り高めるため、ARMとの提携関係を拡大し、ゲーム開発者向けのソフトウェア開発キットを改良しています。当社は、Airplay 3.0 SDKを革新的なARMグラフィックス・アーキテクチャ向けに最適化することにより、ゲーム開発者とコンテンツプロバイダが、完全に最適化したゲーム・コンテンツを、Mali55グラフィックス・プロセシング・ユニットを組み込んだ半導体プラットフォーム/デバイスですぐに動かせるようにします。今週のゲーム・ディベロッパーズ・カンファレンスでは、当社とARMの協力による利点をカスタマーに直接感じていただけるよう、Mali55グラフィックス・アーキテクチャ対応のAirplay 3.0 SDKを公開します。」

Mali SDK製品は、標準的なPC上で高速仮想プラットフォームをリアルタイムで実行するための実行時コード変換技術を搭載しています。また、総合的なグラフィックス・ソリューションとして、API用の開発者ライブラリを備え、デバッグ時の視認性を最大限に高めるほか、OpenGL ESなどクロノス・コンソーシアムの現行および新規規格に対応するプロファイリング/解析ツールを提供します。Mali SDKには、性能解析ツール、テクスチャ圧縮ツール、迅速なデモとモデルのインポートを可能にするデモ・エンジン・ライブラリおよびインポート・ツール、ビジュアル・デバッガ、ゲームを移植するためのリアルタイム情報モデルとしてのCPU/GPUソフトウェア・モデル、シェーダ・デバッガ、シェーダ・コンパイラも含まれます。Mali SDKは、2007年第2四半期よりARMがライセンスを供与します。

Mali SDKを支持するARMパートナー(ARM Connected Communityメンバー)のコメント
英The Code Monkeys社のテクニカル・ディレクタであるMark Kirkby氏は、次のように述べています。「The Code Monkeys社では、1988年よりポータブル機器用のゲームを開発しています。当社は、卓越したプログラミング技術を駆使し、複数のシステムに対応する独創的なゲームをこれまでに120種類以上もお届けしてきました。この業界のベテランとして、当社は、グラフィックス・エコシステムに対するARMの貢献が、独立系ゲーム開発企業としての当社のリーダーシップを強化すると考えています。ARMのおかげで、開発サイクルの早期からさらに多くの高度なゲームを設計することが可能となるからです。」

米Phoenix Soft Mobile社の社長兼CEO(最高経営責任者)であるMark Phoenix氏は、次のように述べています。「収益を最大限に伸ばすには、当社のゲーム・タイトルをできるだけ多くのハンドセットに導入する必要があります。ARMとの協力によって、当社の移植作業は大幅に簡素化され、コンテンツプロバイダがハンドセットの限られた製品サイクルを最大限に生かすことが可能となりました。」

加Tira Wireless社の最高技術責任者(CTO)兼共同設立者であるAllen Lau氏は、次のように述べています。「Tira Wirelessのお客様は、製品化期間を短縮し、クオリティの高いコンテンツを導入するコストを削減する目的で、当社の高度な技術に依存しています。ARMのMali SDKは、現在の市場にある多くのモバイル機器に容易に適合させられる正確な仮想プロトタイプをゲームのコンテンツプロバイダに与えることにより、その目的の達成に貢献します。」


ARM社概要
ARMは、ワイヤレス、ネットワーク、デジタル家電、画像、自動車、セキュリティ、そしてストレージ機器といった高度なデジタル製品のコアとなる技術をデザインしています。ARMが提供する総合的な製品・IP(知的財産)には、16/32 ビット組込みRISC マイクロプロセッサ、データエンジン、グラフィック プロセッサ、デジタルライブラリ、組み込みメモリ、ペリフェラル、ソフトウェア、開発ツールならびにアナログ機能や高速インタフェース製品が含まれます。 ARM は、ARMの幅広いパートナーコミュニティと共に、信頼性の高い製品を迅速に市場へ投入するためのトータルシステムソリューションを、大手エレクトロニクス企業に提供しています。ARMについて詳しくは当社Webサイトをご覧ください。(http://www.jp.arm.com/

ARM Connected Community概要
ARM Connected Communityは、約400の企業からなる世界的なネットワークで、ARMアーキテクチャベースの製品を開発するために必要な、システム設計から量産および消費までをカバーした完全なソリューションを提供しています。ARMは、販売促進プログラムや、お客様によりよいソリューションを提供するためのメンバー間のネットワーキングの機会など、さまざまなマーケティングプログラムを提供しています。ARM Connected Communityについて詳しくはWebサイトをご覧ください。http://www.arm.com/community 

※ARMとRealViewはARM社の登録商標です。Mali、Mali55とMali200はARM社の商標です。その他のブランドあるいは製品名は全て、それぞれのホールダーの所有物です。「ARM」とは、ARM Holdings plc、その事業会社であるARM Limited、各地域の子会社であるARM INC.、ARM KK、ARM Korea Ltd.、ARM Taiwan、ARM France SAS、ARM Consulting (Shanghai) Co.Ltd.、ARM Belgium N.V.、AXYS Design Automation Inc、AXYS GmbH、ARM Embedded Solutions Pvt. Ltd.、ARM Physical IP, Inc. およびARM Norway, AS の全部または一部を意味します。



<お問い合わせ先>

アーム株式会社 マーケティングコミュニケーション 
飯塚 聖子
TEL:045-477-3117 FAX:045-477-5261


テキスト100ジャパン㈱(アーム㈱PR代理店) 
秋澤 知子、上野 素子
TEL:03-5210-1981     FAX:03-5210-2005